2018.08.07 00:00 更新
2018.08.07 取材
いったい何が出るかしら。懐かしのSFCソフトが1回200円で手に入る、家電のケンちゃんの新名物「SFCカセットガチャ」を遊んでみよう。カセットが収まっているのは、どこかで見たことがある白い筐体。改造のよもやまを含め、担当の原田さんに聞いてみることに。
ちょっと前からウチで稼働している「SFCカセットガチャ」はやってみました?200円を入れて回せば、スーファミの中古カセットがガコンと出てくる楽しいガチャ。もうそろそろウチの名物と言っていいかもしれない、大人気「FCガチャ」のスーファミ版です。何が出るかは運次第。ちょっとしたワクワクを味わいつつ、懐かしのゲームソフトをお気軽にゲットできます。
この細長い独特の筐体、どこかで見たことがある人もいるでしょう。何を隠そう、旅館とかに置いてある石鹸用の自販機を流用しているんです。ある日「何かに使えないかな?」と店長が入手してきたので、調べてみたらアラ不思議。なんとファミコンのカセットがジャストで入るサイズだったというワケです。それに改造を施して「FCガチャ」として売り出したら大盛況、今度は「スーファミでもやれないかな?」という流れになったんですよ。
石鹸とほぼ同サイズだったFC版は、回転ギミックを一工夫して実戦投入。ところがSFCカセットはサイズが全然違うため、内部のフレームから自作することに |
もちろんそのままスーファミのカセットは入りっこないですから、フレームを自作する必要がありました。これが結構手がかかる上に連日暑い日が続いたせいもあって、途中でちょっと面倒になってたんですよ。でも「やれるって言ったよね?」と店長に迫られて、プレッシャーを感じつつ最後は3日くらいでガーッと仕上げました。アレコレあって、構想から数えれば3週間はかかりましたかね。
まぁこんな具合に、元の石鹸とは全然違うモノが収まっているワケですが・・・パチンコ筐体で有名な大都技研が作っているだけあって、さすがによく出来ていますよ。販売用の“タマ”は山ほどありますし、当分の間は元気に働いてもらうつもりです。ちなみにFC版と同じく、ガチャはお一人様2回まで。通りがかったついでに「今日は何がでるかな?」的にゆる~く回してもらえればと思います。
試しに取材班も回してみたところ、「大貝獣物語」が出てきました。懐かしい! |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん@秋葉原東京ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926