2018.08.08 00:00 更新
2018.08.08 取材
ものづくり職人の技が集う場所として誕生した、高架下のスポット「2k540」。その一角にある「Cafe ASAN」は、ハンモックを利用しながら作業ができるという面白いカフェだ。ハンモックに揺られながらPCやタブレット作業をした経験のある人は、さすがに少ないだろう。ふわふわと浮かぶような感覚は格別で、たちまちに良いアイデアが浮かび上がってくる(気がする)。
ハンモックが利用できるのはカウンターの6席のみ。席には電源が用意されているほか、もちろん無料Wi-Fi完備。各種スマートフォン・携帯電話の充電器貸出も行っている。ちなみにハンモックの利用時間は1時間30分のため、長居できない点は残念。人気店とあって休日は混雑必至であり、閉店も18時と少々早め。来店時間と利用時間には、気を使うことになるだろう。
なお、食事メニューも充実しており、分厚いスフレホットケーキが人気No.1。ベリーやクリームチーズ、カスタードキャラメルなど様々な種類が用意され、足りなくなった糖分もすかさず補給できる。
秋葉原中央通り沿いにあるリバティー5号館。その3階で営業している、まさに知る人ぞ知るといった風情のカフェ「VAULT COFFEE(ヴォルトコーヒー)」。長いカウンターの奥にテーブル席が2つ、さらに奥には外を眺められるカウンター席が2つ用意されている。
このお店の特徴は、ズバリ旨いコーヒーと長居のしやすさ。450円~600円ほどの価格帯で最高品質のコーヒーが飲めるのは、かなり珍しい。2時間1オーダーというルールはあるものの、1杯の価格がお手頃のため、長居するにはもってこいだ。
テーブル席は用意されているが、ややオープンな環境とあって内密な打ち合わせには向かない。逆に、顔合わせや軽い雑談程度には適しているだろう。ただし2席しかないことから、確実に利用したい場合は予約した方がいい。
オススメはカウンター席を利用した1人でのPC作業。フリーWi-Fiはもちろん、カウンターにも電源が用意されており、比較的静かな環境のため集中して作業が進む。また、喫茶店には珍しい背の高いカウンターチェアが用意されており、足が疲れにくく座り心地が良いのもポイント。1席1席の間隔が広く、十分なパーソナルスペースが確保されていることも嬉しい。
初めての人は、まず入口の重たいドアを開けるのに躊躇するかもしれない。中は非常に落ち着いた空間になっているので、ここは最初の関門だと思って勇気を出そう。