2018.08.22 12:26 更新
2018.08.22 取材
2011年12月の閉店以降、長らく放置状態だった「リナックスカフェ」(カフェソラーレ・リナックスカフェ秋葉原店/住所:東京都千代田区外神田3-13-2 旧下島ビル)の跡地がついに解体されることとなった。通称パーツ通りの入り口という好立地ながら、約8年にわたり空いていた場所にようやく変化が訪れる。
Windows 7やCPUの深夜販売、週末ともなればパーツメーカーイベントが開催され、来場者で溢れかえっていた外神田3丁目エリアの名物カフェ。古参の自作ユーザーにはお馴染み「カフェソラーレ・リナックスカフェ秋葉原店」の跡地に「解体作業に関するお知らせ 下島ビルリニューアル計画」が掲示されている。
民間ではなく千代田区の管理物件だった「リナックスカフェ」跡地。一体なにができるのだろうか |
今年に入り千代田区の第3セクター会社「秋葉原タウンマネジメント」に10年間の無償貸付が行われることが明らかとなっていたが、ようやく再開に向けて動きがあるようだ。近隣のショップ関係者の話では「当初は耐震補強の工事をしてから再利用という話だった」そうだが、どうやら解体することになった模様。
先日までは立ち入り禁止のネットが張られていた。ちなみに向かい側は昨年10月に閉店した「ニッピン秋葉原本店」(閉店記事参照)。こちらの跡地にはビジネスホテルができるというウワサも |
作業は9月28日までとされているが、今後どのような物件ができるのか。秋葉原でも一等地の場所だけに、今後の動向からは目が離せない。
写真は2011年1月に行われたSandy Bridgeカウントダウン時の「リナックスカフェ」。深夜のアキバへ集結した自作ユーザーでパーツ通りは人でごった返した |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
秋葉原タウンマネジメント株式会社: http://www.akibatmo.jp/index.html