M.2タイプのNVMe SSDを外付け化できる、USB3.1 Gen2対応ケース

M.2タイプの外付けケースとしては珍しい、NVMe SSD専用モデルが販売開始。価格も5千円切りと安価だ

M.2 SSDの外付けケースとしては恐らく店頭初登場となる、NVMe SSD向けモデル「JEYI I9」がJEYIブランドから登場。現在流通しているSATA接続のM.2 SSD対応ケースより高速な外付けストレージを構築可能ながら、ケースとしての価格はそれほど変わらない。

取り扱っている東映無線には、先週末に製品が入荷。「検証の結果、仕様に問題がないことが確認できた」（ショップ）とのことで、本日より販売が開始されている。

アルミ製のケースは、外形寸法W26×D102×H9mm。ケース側のインターフェイスはType-Cコネクタが採用されている

コントローラはJMicron「JMS583」を実装。ショップによる動作検証でも十分な速度が出ているようだ

フォームファクタはM.2 2240/2260/2280をサポート。コントローラはPCI-Express3.0（x2）接続のJMicron「JMS583」を内蔵し、インターフェイスはUSB3.1 Gen2に対応。メーカー公称でのシーケンシャル速度は1,000MB/secで、ショップによる検証でもそれに迫る転送速度を発揮しているようだ。なお、SATA接続のSSDには対応しない。

本体のコネクタはType-Cで、製品にはUSB3.1 Gen2対応のType-A to Type-Cケーブルが付属。そのほか、アルミ製ケースに熱を伝える熱伝導シート、SSD用ネジ、固定用の輪ゴムが同梱されている。ショップ保証は初期不良1週間のみ。

パッケージには、基板とケースのほか、USBケーブルと熱伝導シート、輪ゴムが同梱されている

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
テクノハウス東映： https://www.gdm.or.jp/shop/tech-toei/