2018.09.15 12:06 更新
2018.09.15 取材
株式会社サードウェーブ(本社:東京都千代田区)は2018年9月14日、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館(住所:東京都千代田区外神田3-13-8)に「GALLERIA eスポーツ ゾーン」をオープン。メディアイベントを開催した。
ソフマップがドスパラのPCを販売する。秋葉原地区のみならず、全国規模で競合する両者がなぜタッグを組むこととなったのか。これについて株式会社ソフマップの代表取締役社長 渡辺武志氏は「キーワードは“eスポーツ”だった」と語る。
ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館といえば、2017年のリニューアルを機にeスポーツに特化した店舗づくりを進めている。ゲーミングPCやデバイス類が販売されている「SOFMAP GAMING ZONE」を皮切りに、配信やイベントが行える「eSports Studio AKIBA」を構えるなど「eスポーツの聖地とするべく、積極展開を続けている」(渡辺氏)。
eスポーツを軸とした店舗構成を進めている株式会社ソフマップの代表取締役社長 渡辺武志氏 | 株式会社サードウェーブでeスポーツ事業を統括する取締役副社長の榎本一郎氏。PCメーカーの立場としてソフマップのゲーミング事業を支えたいと話す |
そんな中、eスポーツへの本格参入を始めたサードウェーブが手掛けるゲーミングPC「GALLERIA GAMEMASTER」を売れないだろうかと、サードウェーブ代表取締役社長の尾崎健介氏に相談したのがキッカケだったと振り返る。
販売されるPCは、14日のリリースでも既報の“JeSU公認PC”「GALLERIA GAMEMASTER」シリーズ。挨拶に登壇した一般社団法人日本eスポーツ連合 専務理事 平方彰氏は「eスポーツはPC本体を抜きには語れない。サッカーや陸上競技のように、使用する道具には公認のお墨付きを与えたい」と述べていた。
一般社団法人日本eスポーツ連合 専務理事 平方彰氏。ラインナップは初心者にも分かり易いように3グレード構成にこだわったという |
「GALLERIA eスポーツ ゾーン」は、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店側の入り口を入ってすぐ右手。イメージカラーであるブラックとイエローの配色で統一された専用ブースには、デスクトップPCが3台とノートPCが2台の計5台。さらに12台の液晶ディスプレイを使った迫力あるデモンストレーションが常時映し出されている。
担当者によると、いずれのモデルも全て即納スタイルが基本。購入後すぐに持ち帰ることができるという。ラインナップは、プロフェッショナル(タワー型デスクトップPCが1台とノートPCが1台)、スタンダード(タワー型デスクトップPCが1台とノートPCが1台)、エントリー(ミニタワー型デスクトップPCが1台)の3グレードが用意されている。細かくスペックを確認して買うというよりは、初めてゲーミングPCを買うというライトユーザー向けのラインナップといえそうだ。
「Core i7-8700」や「GeForce GTX 1080 Ti」を搭載する最上位モデルのプロフェッショナル「GALLERIA GAMEMASTER GXBC708T」(売価税抜269,980円) |
「Core i7-8750H」や「GeForce GTX 1060 6G」を搭載する15.6インチノートPCのスタンダード「GALLERIA GAMEMASTER GNBC706」(売価税抜219,800円) | 3グレードに分けられたラインナップ。エントリーモデルのデスクトップPC「GALLERIA GAMEMASTER GMBC505」なら売価税抜114,800円から購入できる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
株式会社サードウェーブ: http://info.twave.co.jp/
株式会社ソフマップ: https://www.sofmap.co.jp/corporate/