2018.09.17 09:00 更新
2018.09.17 取材
外神田1丁目エリア、旧石丸電気本店ビルと旧ヤマギワビル跡地に「(仮称)外神田一丁目計画」。地上23階、高さ約125mの高層ビル完成予想図が判明し、併設される商業棟の存在も明らかとなっている。
しばらく更地だったテクノハウス東映の裏手、旧ヤマギワビル跡地で「(仮称)外神田一丁目計画」の工事が始まった。公開されている資料によると地上23階、高さ約125mの高層ビルが誕生する。すでに大型クレーンが設置された現場は着々と工事が進行。建築計画によると、1年後の2019年9月末に完成予定とされている。
国道17号線沿いの旧ヤマギワビル跡地に建設中の高層ビル用地。「三菱半導体 株式会社亜土電子工業」の看板も再び見えなくなるかと思いきや、その手前にはポケットパークが建設予定だ |
高層ビルの業務棟と低層の商業棟で構成される「(仮称)外神田一丁目計画」。緑も多く用意されるようだ |
興味深いのは、高層ビルに併設される旧石丸電気本店ビル跡地に建設中の地上2階、高さ約22mの商業棟。周囲には災害時の一時滞留場所にもなる約500m²の「にぎわい広場」が設けられ、FreeWi-Fiも用意されるという。また、国道17号線沿いの角地には約170m²の「ポケットパーク」も建設予定。観光客はもちろん、周囲で働く人の憩いの場となりそうだ。
オシャレな外観の商業棟。採光にも配慮した約500m²のにぎわい広場が周囲を囲んでいる |
画像右はパース図と実際の場所を同じ方向からの撮影。まっすぐ行くと右手に講武稲荷神社やとんかつで有名な丸五、左手にテクノハウス東映がある |
現在は基礎工事中の商業棟。「隣接する講武稲荷神社との空間的つながりを考慮した設計」になるとしている |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
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