2018.09.19 12:00 更新
2018.09.19 取材
Coffee Lake対応のShuttle製Cube型ベアボーンキット「SH370R6」の販売が20日(木)からスタート。合わせてコンパクトベアボーンキット「DH310」の販売も始まる。ツクモパソコン本店ではサンプル版を展示中だ。
Intel H370チップセットのデビューから約半年。Shuttleから、Coffee Lakeこと第8世代Coreプロセッサに対応するCube型ベアボーンキット「SH370R6」が登場する。CPUはCore i7/i5/i3/Pentium/Celeronを搭載可能。お得意の独自冷却機構「I.C.E.ヒートパイプ」により、TDP95Wのモデルまでサポートされる。
メモリスロットはDDR4-2666×4本を備え、最大64GBまで増設可能。ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×1、3.5インチシャドウベイ×2。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x4)×1、グラフィックスカードは長さ273mmまで、2スロット厚のモデルが搭載できる。
グラフィックスカードは長さ273mmまでサポート。大抵のハイエンドモデルが搭載可能だ |
そのほか、インターフェイスがUSB3.1 Gen.2×4、USB3.1 Gen.1×4、USB2.0×4、ギガビットLAN×1(Intel i211)など。ディスプレイ出力はHDMI×1、DisplayPort×2の3系統を備え、オンボードグラフィックスによるトリプルディスプレイに対応。電源ユニットは300Wの80PLUS BRONZE認証電源を標準搭載。外形寸法はW215.2×L332.1×H190.1mm。
歴代モデルが採用するR6シャーシは健在。拡張スロットは2基で、5.25インチオープンベイも用意されている |
同時発売の「DH310」は、チップセットにIntel H310を採用。外形寸法W165×L190×H43mm、電源に90W ACアダプタを使用するコンパクトベアボーン。CPUはTDP 65WまでのCore i7/i5/i3/Pentium/Celeronをサポートしており、内部には小型の冷却ファンを2基搭載している。
標準でVESAマウントが付属する「DH310」。オフィス用途だけでなくデジタルサイネージにも向く |
グラフィックス出力はHDMI2.0×1、DisplayPort×1の2系統。内蔵グラフィックスによる4Kデュアルディスプレイに対応する。主なスペックはメモリスロットがDDR4-SODIMM×2(最大32GB/2,666MHz)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×1(2.5インチシャドウベイ)、M.2 2280×1、拡張スロットはM.2 2230×1(ワイヤレスカード用)で、ネットワークはIntel I210×2によるデュアルギガビットLANを搭載。
背面にはHDMI、DisplayPort、LANポート×2、USB3.1ポート×2、USB2.0ポート×4のほか、シリアルポート×2も装備。バーコードリーダーなど、業務用機器も使える |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Shuttle: http://shuttle-japan.jp/
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/