2018.09.21 01:04 更新
2018.09.21 取材
株式会社アイ・オー・データ機器(本社:石川県金沢市)は、「東京ゲームショウ2018」に合わせて新型液晶ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」「LCD-GC242HXB」を持ち込んだ。今冬発売予定の最新作をいち早く紹介していこう。
アイ・オー・データは「東京ゲームショウ2018」で、同社最大サイズとなる65インチの大画面ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」を発表した。発売は今冬予定で、市場想定売価は税抜198,000円。
65インチの4Kワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」 |
4K(3,840×2,160ドット)/60Hz表示に対応する高精細モデルで、液晶パネルには広視野角なADSパネルを採用する。実際にブースで左右に移動して視野角を確認してみたが、色味の変化はほとんど感じられず、常に鮮明な表示が可能だった。
筐体は従来のプラスチックではなく、強度のあるアルミニウムへと変更されている |
今回の製品はあくまで参考出品ということで、詳細スペックは明らかにされていなかったが、映像インターフェイスはHDMI2.0(HDCP2.2)×3とDisplayPort×1を搭載。また低解像度の映像を美しく再現する超解像技術や、フリッカーレスと最新世代のブルーリダクションなどの疲れ目軽減機能を備えるという。
144Hzの高速リフレッシュレートに対応する「LCD-GC242HXB」 |
またアイ・オー・データ初の“光る”ゲーミング液晶ディスプレイ「LCD-GC242HXB」も同時発表。昨年10月に登場した「LCD-GC241HXB」の後継モデルで、背面に「GigaCrysta」のイルミネーションロゴを搭載しているのが特徴。またゲーミング用途ではほとんど使われることがなくなったことからD-Subポートをあえて省略したという。
背面に「GigaCrysta」のイルミネーションロゴを搭載 |
その他スペックには大きな違いはなく、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、リフレッシュレートは144Hzで、内部フレームの遅延が少ない「スルーモード」や暗部の視認性を高める「Night Clear Vision」などの機能を搭載。こちらも発売は今冬予定で、市場想定売価は税抜39,800円だ。
ロゴのイルミネーションは「OSD」から設定することができる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
株式会社アイ・オー・データ機器: http://www.iodata.jp/
東京ゲームショウ2018: http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2018/