2018.10.09 01:01 更新
2018.10.09 取材
内覧会では、10月末から11月上旬発売予定のオリジナル基板を採用するGeForce RTX 2080グラフィックスカード、「AORUS GeForce RTX 2080 XTREME 8G」の情報も公開されたので、簡単に紹介しておこう。
電源回路はリファレンスの8+2フェーズから12+2フェーズへ、補助電源コネクタは8+6pinから8+8pinへと拡張。さらにVGAクーラーは、3基の100mm口径3Dアクティブファンをスタックして実装する「WINDFORCE Stack 3X」を搭載し、従来モデルからオーバークロック耐性が大幅に引き上げられているという。
「WINDFORCE Stack 3X」では、GPUだけでなくメモリや電源回路の冷却も可能 |
また各ブレードにLEDを搭載する新ライティング機能を備え、「RGB Fusion」ソフトウェアを使い、これまでにないユニークなライティング効果を楽しめるのも特徴だ。
「AORUS GeForce RTX 2080 XTREME 8G」では、フレームやドラムではなくブレードにLEDを搭載 | 合計7つの出力インターフェイスを搭載し、柔軟なマルチディスプレイ環境を構築可能 |
動作クロックは現在調整中、出力インターフェイスはHDMI×3、DisplayPort×3、USB Type-C×1の7系統(同時出力は4画面)で、バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、カードサイズは290×134.31×59.9mm。なお同じくオリジナル基板と、「WINDFORCE Stack 3X」を採用するGeForce RTX 2080 Tiグラフィックスカードも、ほぼ同時期に発売が開始される予定だ。
グラフィックスカード購入後、製品を登録すると4年間(代理店1年+GIGABYTE 3年)の長期保証が受けられる |
内覧会のラストでは、2005年にデビューしたGIGABYTEのマスコットキャラクター「ギガバイ子」の歴史を振り返るとともに、「AORUS」仕様にリニューアルした新生「ギガバイ子」が披露された。2014年頃からめっきり露出が減っていたが、今後はポップなどの販促ツールや、コラボレーションによるグッズの作成、さらには4コママンガのような2次創作への展開も検討しているとのこと。今風のデザインに生まれ変わった「ギガバイ子」の活躍にも期待したい。
「ギガバイ子」の歴史を振り返る。担当者によれば2014年頃から露出が減っていたとのこと |
髪型などのバリエーションも考慮されており、今後はさまざまな「ギガバイ子」に合うことができそうだ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
日本ギガバイト株式会社: https://www.gigabyte.com/jp/