2018.10.24 09:14 更新
2018.10.24 取材
デル株式会社(本社:川崎市幸区)は2018年10月23日(火)、秋葉原にあるALIENWAREの旗艦店「ALIENWARE STORE AKIBA」において新製品発表会を開催。まもなく発売予定のゲーミングデスクトップPC「ALIENWARE AURORA」およびゲーミングノートPC「ALIENWARE m15」を披露した。
「ALIENWARE STORE AKIBA」(〒101-0021 東京都千代田区外神田1-14‐7 秋葉原野村ビル2F)で行われた発表会では、ALIENWAREグローバル プロダクト マネージャーのEddy Goyanes(エディー・ゴヤネス)氏が登場。はじめに紹介されたのが、10月11日に国内投入が発表された、ゲーミングデスクトップPC「ALIENWARE AURORA」だ。
展示された「ALIENWARE AURORA」。CPUとGPUは出荷時よりファクトリーオーバークロックが施されている |
CPUには最新プロセッサIntel Core 9000シリーズを採用。8コア/16スレッドの最上位「Core i9-9900K」を含めCore i5/i7の”K型番”が選択できる。さらに、グラフィックスカードにはGeForce RTX 20シリーズを搭載。4Kゲーミングやビデオ編集、ストリーミングの高速化、HTC VIVEやOculus RiftといったVRデバイスも快適に動作できるという。
「Intel Core 9000シリーズとGeForce RTX 20シリーズを搭載したメーカー製PCはまだ少ないが、ALIENWAREはそのうちの1つ」と語るEddy Goyanes氏 |
外観は基本的に従来の「ALIENWARE AURORA」と同一としながらも、独自制御機能ソフト「ALIENWARE Command Center」を刷新。CPUやGPUクロックのチューニングや最大1,680万色をサポートするライティング機能、ゲームライブラリーなどの操作を一括して行う事ができる。なお、発売日は11月20日(火)で、販売価格は未定。
外観デザインでは唯一の変更点がライティングゾーンの増加。3つから7つに増えており、両サイドパネル中心から伸びる3本のLEDラインは同色からおのおの個別の設定ができるようになった |
続いて紹介されたのが、ALIENWARE史上、最軽量・最薄の15インチゲーミングノートPC「ALIENWARE m15」だ。ポイントは高い性能を実現しつつ携帯性を重視。天板をはじめ表面、底面にマグネシウム合金を採用することで軽量化。加えてプラスチック素材によるおもちゃのようなチープな印象を与えないインダストリアルデザインが、セールスポイントとしてアピールされている。
外形寸法はW363.2×D274.3×H21.1mm、重量2.16kg。Alienwareの15インチモデルでは史上最軽量・最薄 |
スペック面では、CPUに第8世代Intel Coreプロセッサ、GPUはGeForce GTX 1060 OCまたはGeForce GTX 1070 with Max-Q Designを採用。さらにデスクトップ向けグラフィックスカードの外付けユニット「ALIENWARE Graphics Amplifier」をサポートする。
銅製ヒートパイプや冷却ファンで構成される冷却機能「ALIENWARE Cryo-Tech 2.0」 | GeForce GTX 1060 OCとGeForce GTX 1070 with Max-Q Designのベンチマークテスト比較 |
インターフェイスはHDMI、Mini DisplayPort、USB Type-C(Thunderbolt 3)。さらに「ALIENWARE Graphics Amplifier」接続用の専用端子を備える | 「ALIENWARE Graphics Amplifier」に接続した様子。自宅ではよりパフォーマンスの高いデスクトップ向けグラフィックスカードでゲームが楽しめる |
バッテリーは標準で60Whrタイプが付属。駆動時間はアイドルで13.4時間、連続ビデオ再生で7.1時間のところ、さらにオプションの90Whrタイプを使う事で、アイドルで17時間、連続ビデオ再生で10.6時間まで動作させることができる。
左側面にはギガビットLANポートとUSB 3.1 Gen.1、ヘッドセット端子を装備 | 右側面にはUSB 3.1 Gen.1×2を装備 |
ラインナップは液晶タイプ違いで、フルHD(リフレッシュレート60Hz)、フルHD(リフレッシュレート144Hz)、4K(リフレッシュレート60Hz)の3モデルを用意。カラーはエピックシルバーで、ゲーミング用途に特化したフルHD(リフレッシュレート144Hz)にはALIENWARE初のネビュラレッドもラインナップされる。なお発売日は10月30日(火)を予定。標準構成の販売価格は税抜184,980円から。
キーストローク1.4mm、アンチゴースト対応のテンキー付きキーボードや、6つのゾーンごとのカスタマイズに対応する「ALIEN FXライティング」をサポート。LEDは150タイトル以上のゲームと連動して発光する機能も |
排気は両サイドのスリットおよび底面から行う仕組み |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
デル株式会社: http://www.dell.com/jp/