2018.10.29 13:28 更新
2018.10.29 取材
CFD販売株式会社(本社:愛知県名古屋市)は2018年10月28日(日)、秋葉原UDXにおいてPCメーカー10社合同によるイベント「CFD PC DIY フェス2018」を開催。国内初披露の注目製品など、各メーカーの出展ブースをリポートしよう。
秋の恒例イベント「CFD PC DIY フェス」。今年は過去最多となるPCメーカー10社が集結。AMD、ASRock、BitFenix、Crucial(Micron)、DJI、GALAXY、GIGABYTE、Panram、Western Digital、玄人志向がブースを構え、特設ステージではメーカー担当者によるトークセッション等も行われた。
AMDの主役は「第2世代Ryzen Threadripper」。ブースでは「Ryzen Threadripper 2990WX」と「Xeon E5-2620V3」を搭載した旧型PCのパフォーマンス比較をデモ。実際に来場者の多くが32コア/64スレッドのハイエンドマシンに触れた。
希少な32コア/64スレッド「Ryzen Threadripper 2990WX」搭載デモ機を設置 |
またAMD担当者によるセッションでは、10月29日提供開始予定のRyzen Threadripper WX専用機能「Dynamic Local Mode」について解説。ゲームにおいて最大47%のパフォーマンスアップが可能という。
セッションでは触れなかったが、24コア48スレッド「Ryzen Threadripper 2970WX」および12コア/24スレッド「Ryzen Threadripper 2920X」は今週発売される予定 |
Ryzen Masterから設定できる「Dynamic Local Mode」。WX系CPUでゲームをする場合に有益な機能になる |
ASRockのブースでは、マザーボードラインナップに新しく加わった「Phantom Gaming」シリーズを展示。この日のために持ち込まれた2台のデモ機にも注目が集まった。いずれもCooler MasterのミドルタワーPCケースをベースにしたPhantom Gaming仕様。オールインワン型水冷ユニット、SSD、メモリがPhantom Gamingをイメージしたデザインになっていた。
PCケースは以前検証を行ったCooler Master「MasterCase H500P」がベースとなり、「Phantom Gaming」シリーズ向けにデザインされている |
フロントトップには「Phantom Gaming」のロゴ。搭載するオールインワン型水冷ユニットもウォーターブロックが専用デザインにカスタマイズされていた |
2.5インチSSD、Team「T-FORCE DELTA RGB SSD」も外装が「Phantom Gaming」仕様 | DDR4メモリ、Team「T-FORCE XCALIBUR」には専用ヒートスプレッダを装着 |
担当者によると、各パーツメーカーの協力のもと、「Phantom Gaming」コラボーレーションモデルを多数準備中とのこと。発売は2019年の予定だが、今回搭載されていた各パーツは、すぐにでも販売できる完成度。ASRockファンには発売が待たれる製品群と言えそうだ。
こちらは国内未発売となるCooler Master「MasterBox K500」ベースモデル |
サイドパネルにPhantom Gamingのデザインを採用 | サイドフロー型CPUクーラー「Hyper 212 RGB」も専用モデルが準備中 |