2019.01.15 06:00 更新
2019.01.15 取材
NVIDIA Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)のTuringアーキテクチャを採用する最新ミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」搭載グラフィックスカードの販売が15日(火)6時に解禁。秋葉原の複数ショップでは本日開店時より販売がスタートする。
最新ミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」搭載グラフィックスカードの販売が解禁。秋葉原の複数ショップでは、事前に入荷していた4メーカー6製品が今日から購入できる。
GeForce RTX 2060のスペックは、CUDAコア数1,920基、ベースクロック1,365MHz、ブーストクロック1,680MHz、メモリバス幅は192bit、メモリクロックは14Gbps、メモリ帯域は336GB/secで、GDDR6 6GBのビデオメモリを搭載、補助電源コネクタは8pin×1。
GIGABYTEからは2製品。100mmファン×2を搭載する「WINDFORCE 2X」を採用した「GIGABYTEゲーミング」シリーズの上位モデル「GV-N2060WF2OC-6GD」は、コアクロック1,770MHz、メモリクロック14,000MHz。出力インターフェイスはDisplayPort1.4×3、HDMI2.0b×1。
90mmファン×2を搭載する「WINDFORCE 2X」を採用した「GIGABYTEゲーミング」シリーズの下位モデル「GV-N2060OC-6GD」はコアクロック1,755MHz、メモリクロック14,000MHz。出力インターフェイスはDisplayPort1.4×3、HDMI2.0b×1。
ファンを反対方向に回転させ乱流を解決する「Alternate Spinning」機能を採用。背面にはバックプレートを装備 |
MSIからは2基の「トルクスファン2.0」を備えたデュアルファンクーラーを搭載するスタンダードモデル「GeForce RTX 2060 VENTUS 6G OC」が登場。コアクロックが1,710MHz、メモリクロック14,000MHz。出力インターフェイスはDisplayPort1.4×3、HDMI2.0b×1。
カードサイズは226×128×41mm。コンパクトな「GeForce RTX 2060 VENTUS 6G OC」 |
Palitから発売された90mmファン×2を搭載する「GeForce RTX 2060 6GB Gaming Pro OC」はコアクロックが1,365MHzの定格仕様で、出力インターフェイスはDisplayPort1.4×1、HDMI2.0b×1、DVI-D×1。
販売中の製品では最安の「GeForce RTX 2060 6GB Gaming Pro OC」。DVI-Dを備えるのも特徴 |
ZOTACは、ブーストクロック1,800MHzのOCモデル「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 AMP」と、1,680MHzの定格モデル「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 Twin Fan」を発売。
VGAクーラーには、3本の6mmヒートパイプを備えた大型アルミニウムフィンと2基のファンで構成される「IceStorm 2.0」を実装。背面部にも冷却をサポートするというバックプレートを搭載する。いずれもカード長を約210mmに抑えたショートサイズ設計を採用。インターフェイスはDisplayPort1.4×3、HDMI2.0b×1。
コンパクトながら高い冷却性能と静音性を両立したZOTACの2モデル |
秋葉原ではパソコンショップアークやドスパラ秋葉原本店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.などで販売予定。なお、今週中にASUS「ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING」と玄人志向「GF-RTX2060-E6GB/BLW」も発売される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
NVIDIA Corporation: https://www.nvidia.com/ja-jp/