2019.01.22 19:10 更新
2019.01.22 取材
Western Digital Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)の最新NVMe M.2 SSD「WD Black SN750 NVMe SSD」の発売が明日23日より開始される。なお今回入荷したのはヒートシンク非搭載で、容量は250GB~1TBまでの計3モデル。
Western Digital「WD Black SSD」シリーズ最新モデル「WD Black SN750 NVMe SSD」の入荷をアキバ各店で確認。容量は250GB、500GB、1TBの3モデルで、ヒートシンクは非搭載。なおいずれもプレスリリース通り、明日23日(水)より一斉に販売がスタートする。
従来モデル「WD Black NVMe SSD」同様、PCI-Express3.0(x4)接続に対応するハイエンドモデルで、ランダム書込(最高400,000→560,000 IOPS)を中心に転送速度がアップしているのが特徴。また今回入荷はなかったものの、2TBの大容量モデルとEKWB製の専用ヒートシンクを搭載した高冷却モデルが用意されている。
シーケンシャルアクセスは、インターフェイスの限界に迫るパフォーマンスを発揮する |
NANDフラッシュは64層デザインの3D NANDで、最も高速な1TBのスペックは、シーケンシャル読込最高3,470MB/sec、書込最高3,000MB/sec、ランダム読込最高515,000 IOPS、書込560,000 IOPS。MTTFは175万時間で、5年間の長期保証が提供される。
入荷を確認したのは、パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で、価格は250GBモデルが税込8,980円、500GBが税込15,800円、1TBが税込31,800円。
なお取材時点で確認したところ、従来モデルとの価格差はほとんどなく、これから購入するなら「WD Black SN750 NVMe SSD」がオススメだ。ただし店員からは「デスクトップPCで使用する場合、高い冷却性能が見込めるヒートシンク搭載モデルを待ったほうがいいだろう」との声も多かった。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹 / Tawashi(取材)
Western Digital Corporation: http://www.wdc.com/
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0301/22064