2019.01.23 12:00 更新
2019.01.23 取材
FILCOブランドを展開するダイヤテック株式会社(本社:東京都千代田区)から、CHERRYのロープロファイルスイッチ「CHERRY MX Low Profile赤軸」を採用するメカニカルキーボード「Majestouch Stingray」シリーズが24日(木)から発売される。
CHERRYオリジナルのロープロファイルスイッチ「CHERRY MX Low Profile赤軸」を採用したメカニカルキーボードの新製品が明日24日から発売される。
「Majestouch 2」シリーズのデザインを継承しながらも、筐体やキーキャップをロープロスイッチに合わせて金型から新たに設計。接地面の高さは、手前のフレーム部で21mmから16mmに、最前列のキーキャップは29mmから22mmに、それぞれ低くなった。
Majestouch Stingray 【LowProfile赤軸】フルサイズ・日本語かななし・前面印字 |
基板は「Majestouch2」と同じ「FR-4」(ガラスエポキシ基板)の2層基板を採用し、全スイッチ端子のスルーホールを半田で固定。またPCへのデータ転送レートを引き上げた事による高速レスポンスや、全てのキーの同時押しに対応する「Nキーロールオーバー」により、高速な入力をするプロオペレーターやゲーマーにも向く。
「Majestouch Stingray」(画像左)と「Majestouch 2」(画像右)のキーキャップ比較。高さの違いが一目瞭然だ |
さらに、最新キーボードの多くで採用される発光機能をカット。発光に必要な部品点数の増加に伴う不良発生リスクの上昇を抑え、キーボードの基本性能である“入力”に特化した。
キーピッチは19mm、キーストロークは3.2mm、インターフェイスはPS/2およびUSB(PS/2は変換コネクタ使用)、ケーブル長は1.8m。
クリック感の無いリニアな入力を実現する赤軸を採用 | 階段状の段差を設け、スムーズな入力ができるステップスカルプチャー構造は健在 |
銀軸こと「Cherry MX SPEED RGB」採用キーボードを愛用する店員によると「Low Profile軸は物理的に高さが低い高速スイッチなので、ゲームにも向いている」とのこと。
ラインナップは、フルサイズ(108キーまたは104キー)とテンキーレス(91キーまたは87キー)が用意され、それぞれ「日本語かななし/上面印字」「日本語かなあり/上面印字」「日本語かななし/前面印字」「英語US ASCII配列/上面印字」「英語US ASCII配列/前面印字」の5モデル。
外形寸法はフルサイズがW440×D138×H31.7mm、重量1.1kg、テンキーレスがW358×D138×H31.7mm、重量900g。販売を予定しているのはパソコンショップアークやツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.など。
裏面にケーブルガイドを搭載し、中央と両サイドの3方向からケーブルを取り回すことが可能 | こちらは「Majestouch Stingray 【LowProfile赤軸】テンキーレス・英語US ASCII・前面印字」 |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
ダイヤテック株式会社: http://www.diatec.co.jp/