2019.03.29 21:46 更新
2019.03.29 取材
パワフルな構成を極薄ボディに詰め込んだ「ROG ZEPHYRUS S」。こちらは近く国内向けに発売が開始される |
続いてゲーミングノートの新ラインナップとして発表されたのが、15.6インチサイズの「ROG ZEPHYRUS S」。Max-QデザインのGeForce RTX 2080またはGeForce RTX 2070を搭載しながら、わずか16.15mm厚という極薄形状を実現したスリムモデルだ。
CPUは6コア/12スレッドのCore i7-8750Hで、上位モデルはGeForce RTX 2080、メモリ24GB、ストレージはPCIe(x4)接続の1TB SSDを搭載。ディスプレイは144Hz駆動/応答速度3msのフルHD液晶を備えている。
堅牢さも確保されたボディ。Max-QデザインのGeForce RTX 2080/RTX 2070を搭載しつつ、厚みをわずか16.15mmに収めた |
薄型モデルとくれば冷却に苦労することが想像されるが、ASUSはその対策として「ROG Active Aerodynamic System(AAS)」と呼称する優れた冷却システムを採用。ディスプレイを展開すると本体後部のエアインテークが開き、新鮮な外気を大量に取り込める設計になっている。
さらに一般的な5Vよりパワフルな12Vファン、エアフローを阻害しない0.1mm厚の極薄フィンなどを組み合わせ、エアフローは22%向上、温度は11℃低減を実現したという。
また、米軍事調達規格「MIL-STD 810G」準拠の複数テストをクリアした、高耐久ボディを採用。全キー同時押し可能なNキーロールオーバー対応のキーボードを備えるほか、ゲーミングノートとしては初というUSB PDによる65W急速充電にも対応する。
ディスプレイを開くと同時に、後方のエアインテークが口を開けて外気を取り込む仕様。ファンの吹出口も工夫され、ホコリを排出するためのチャンネルを設けた「アンチダスト サーマルデザイン」が採用されている |
こちらは本日からASUS Storeや一部量販店にて予約が開始され、4月6日(日)より発売予定。価格は、GeForce RTX 2080搭載の上位モデル「GX531GX-I7R2080」が税抜399,500円、GeForce RTX 2070搭載の下位モデル「GX531GW-I7R2070」が税抜323,500円となっている。
参考出展されていた17.3インチモデル。ただしこちらのモデルについては、現時点で国内取り扱いの予定はないという |