2019.03.29 21:46 更新
2019.03.29 取材
スタイリッシュで狭額縁な13.9インチのモバイルノート「ZenBook S13」。カラーはシルバー・・・ではなくユートピアブルーの1色展開だ |
ゲーミングノートだけでなく、モバイルノートや大きめのスタンダードノートで構成される“モダンPC”の2019年春モデルも発表された。その中でも、画面占有率約95%という狭額縁デザインで注目を集めていたのが「ASUS ZenBook S13 UX392FN」だ。
「ZenBook」シリーズのデザインコンセプトについて語る、ASUS本社のStrategic Design Manager Denny Tsai氏 |
13.9インチサイズのモバイルノートで、左右のベゼル幅が3.5mmしかない超狭額ベゼルによるディスプレイが最大の特徴。顔認証に対応したWebカメラ部分は、ちょうど“逆ノッチ”のような形でせり出している。
サイズも従来モデルから約12.5%の小型化を果たしており、厚みは12.9mmで重さも約1.16kgと、13.9インチとしてはかなりの薄型・軽量デザイン。それでいてCNCフライス加工で成型されたメタルボディは、MIL規格のテストをクリアする耐久性も備えている。
超薄型ベゼルの採用により、画面占有率は約95%に。“逆ノッチ”スタイルのWebカメラ部分も外観上の特徴だ |
クリエイター向け用途を見据えたスペックで、CPUはCore i7-8565U、独立グラフィックスのGeFore MX150、フルHD解像度のディスプレイを搭載。メモリ16GB、ストレージ512GB SSD(PCIe3.0x2)を内蔵している。
そのほか、ディスプレイを展開するとキーボードに約4°の傾きを作る「エルゴリフトヒンジ」を採用。最長約16.4時間の長時間駆動を可能にする長いバッテリーライフも特徴とする。
こちらは4月下旬以降の発売が予定されており、価格は税抜199,500円だ。
MIL規格に準拠し、高温多湿や振動、衝撃にも強いというメタルボディ。開くと自動でキーボードに角度がつく「エルゴリフトヒンジ」は、2019年モデルの“モダンPC”すべてで採用されている |