2019.05.15 17:42 更新
2019.05.15 取材
2019年第2四半期に登場が予定されていた、第9世代Intel Coreシリーズの新ステッピング「R0」モデルがアキバに登場。第1弾として入荷したのは「Core i7-9700K」のバルクモデルで、販売価格は税抜45,980円だ。
第9世代Intel Coreシリーズの新ステッピング「R0」を採用したIntel Core i7-9700K(8コア/8スレッド/定格3.60GHz/TB時4.90GHz/スマートキャッシュ12MB/TDP95W)の発売が、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館で開始されている。販売価格は税抜45,980円。
新ステッピング「R0」のCore i7-9700K。既存のマザーボードでもPOSTはするものの、使用するにはBIOSのアップデートとOSの再インストールが必要になる |
新ステッピングでは、sSpecが従来モデル「P0」の「SRELT」から「SRG15」に変更されており、ヒートスプレッダの刻印で区別が可能。コア数やキャッシュ容量、クロックなどには変更がなく、店員も「何が違うのか今のところわからない」とのこと。
従来モデル「P0」(右)とはsSpecが異なるため、ヒートスプレッダの刻印で判別が可能 |
ただし、新ステッピングを使用するにはBIOSのアップデートが必要で、既存のシステムに導入した場合、OSの再インストールも必要。今回入荷した3店舗では、従来モデル「P0」と区別して販売されており、既存システムのアップグレードをするユーザーは、「P0」ステッピングを選択したほうが良さそうだ。
今回入荷したのはバルクモデルで、「P0」モデルと選択可能。販売価格も同じだ |
なお現時点で、Core i7-9700K以外の新ステッピングモデルの入荷予定はなし。また新ステッピングに対応したBIOSは、すでにASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIからリリースされている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/