2019.05.27 01:48 更新
2019.05.27 取材
アジア最大級の台北国際コンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2019」(台湾:台北市内)が、いよいよ5月28日(火)から開幕する。エルミタ取材班も既に現地入り。今年も気になる新製品や注目のニュースを現地からたっぷりお伝えする。
台湾(台北市)にて開催されるアジア最大級の台北国際コンピュータ見本市COMPUTEX TAIPEI 2019が、5月28日(火)から6月1日(土)までの5日間開催される。
今年のテーマとして、AI(人工知能)、5G(第五世代移動通信技術)、ブロックチェーン(分散型台帳技術)、IoT(モノのインターネット)、Innovations & Startups(イノベーション&スタートアップ)、Gaming & XR (ゲーミング&仮想現実)の6つが掲げられている。
正面入口にMSIの大看板が掲げられているCOMPUTEXのメイン会場「台北南港展覧館ホール1」。ほとんどのパーツメーカーがブースを構える事になる |
出展企業数は30カ国から1,650社以上、ブース数は5,500以上。世界各国から4万人(総来場者数は約13万人)を超える来場が見込まれている。中でも昨年の海外来場者でもっとも数が多かったのは日本の3,750人。今年はさらに多くの来場者が見込まれている。
会場周辺だけではなく台北の街中に掲げられているCOMPUTEXのバナーフラッグ | 左手は「台北南港展覧館ホール1」。右側が今年から新設された「台北南港展覧館ホール2」 |
会場は多くのパーツメーカーが展示を行う「台北南港展覧館ホール1」に加え、新たに「台北南港展覧館ホール2」が新設。ここでは昨年まで「TWTC(台北国際貿易センター)」に出展していたIoT、通信、ネットワーク関連を中心としたブースがそっくり移転。空いた「TWTC(台北国際貿易センター)」には、InnoVEX(スタートアップ&イノベーション)関連ブースが出展される。なお、これらメイン会場に加え、今年も「Grand Hyatt Taipei」でプライベート展示が数多く行われる。
1階と4階に展示ホールがある「台北南港展覧館ホール2」。「台北南港展覧館ホール1」と向かい合う位置関係にある |
「台北南港展覧館ホール2」の地下はMRTの駅に直結。コンビニや飲食店も併設されている |
「TWTC(台北国際貿易センター)」も従来通り会場として使われている |
COMPUTEX TAIPEI 2019の開幕を飾るのは、27日(月)午前中に「TICC(台湾国際会議センター)」で行われる基調講演「New High-Performance Computing Technologies」だ。AMDのCEO Lisa Su氏が登壇し、7nmプロセスで製造されるデスクトップ向け第3世代Ryzenシリーズや、「Navi」アーキテクチャを採用するGPUなど、間もなく登場予定の次世代製品が披露される。ほかにもASUSやNVIDIAの記者会見が予定されており、エルミタ取材班では現地から最新情報をお届けしよう。
「TICC(台湾国際会議センター)」。正面はIntelの看板だが、内部はAMD仕様になっていた |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
COMPUTEX TAIPEI 2019: https://www.computextaipei.com.tw/
COMPUTEX TAIPEI 2019 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2019/