2019.05.27 23:00 更新
2019.05.27 取材
ASUSTeK Computer(本社:台湾)は2019年5月26日、メディア向け展示会においてゲーミング電源ユニット「ROG STRIX」シリーズを披露した。容量ラインナップは2種類。
ASUSのゲーミングレーベル、R.O.G.(Republic of Gamers)シリーズに属する80PLUS GOLD認証電源ユニットが登場。2019年Q3を目処に、グローバル市場での販売が予定されている。
現時点判明している容量ラインナップは、650Wと750Wの2種類。その容量帯から、ターゲットはハイエンドユーザーではなく、最も自作PC人口が多いとされるミドルレンジである事が分かる。
ケーブルはフルモジュラー式を採用。外形寸法は不明ながら、恐らく奥行き150mm程度と思われる。また冷却ファン「Axial-tech fan design」は、ASUS製グラフィックスカードに搭載されるVGAクーラーの技術を応用。高風量と優れた静音性が特徴とされている。さらに「ROG heatsinks」採用で、安定動作をアピールする。
コネクタはメインATXケーブルを含め、全てがモジュラー式を採用。冷却ファン部分は比較的幅広くカットされている印象 |
あらためて全体を眺めてみると、”ありがちな電源ユニット”に見えるが、両側面の約50%が通気孔デザインを採用。80PLUS GOLD認証と相まって、高効率で低発熱の安定志向である事が想像できる。
ちょっとしたギミックとはコレのこと。「Costmetic customzation」は魅せるPCを意識し、マグネットで貼り付ける側面ロゴプレートを用意。製品版で同梱されるかは不明 |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
ASUSTeK Computer: https://www.asus.com/
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