「MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI」を筆頭にした「MPG」シリーズ

売れ筋のメインストリーム「MPG」シリーズの中で、最もハイエンドのモデルとなるのが「MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI」だ。メインストリーム帯ながら、無線LANはWi-Fi 6（IEEE 802.11ax）に対応、さらに13フェーズのIRデジタル電源回路を搭載し、機能はかなり充実している。

「MPG」シリーズの最上位「MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI」。基板裏の右側面には、ケースに実装した際に間接照明として美しく光るLEDを搭載

またレーシングカーをモチーフにしたソリッドなデザインを採用。さらにリアインターフェイスのカバーと基板裏の右側面部分には「Mystic Light」対応のLEDイルミネーションを備えるなど、見た目にもこだわった作りが特徴だ。そのスタイリッシュな外観から、マザーボード担当者は、今回発表されたAMD X570シリーズの中で一番のお気に入りとのこと。

主なスペックは、メモリスロットがデュアルチャネル対応のDDR4×4本、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×6、Lightning M.2スロット×2（PCIe4.0x4）、グラフィックスカード向けスロットはPCI-Express.4.0（x16）×2本で、マルチグラフィックスは2-WayまでのAMD CrossFire Xに対応する。

MPG X570 GAMING EDGE WIFI

「MPG X570 GAMING EDGE WIFI」は「MPG」シリーズのミドルレンジモデル。電源回路は11フェーズで、無線LAN機能はIEEE 802.11acへと変更されている。

主なスペックは、メモリスロットがデュアルチャネル対応のDDR4×4本、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×6、Lightning M.2スロット×1（PCIe4.0x4）、グラフィックスカード向けスロットはPCI-Express.4.0（x16）×2本で、マルチグラフィックスは2-WayまでのAMD CrossFire Xに対応する。

MPG X570 GAMING PLUS

「MPG X570 GAMING PLUS」は「MPG」シリーズのローエンドモデル。電源回路は11フェーズから変わらないものの、無線LAN機能は省略されている。

主なスペックは、メモリスロットがデュアルチャネル対応のDDR4×4本、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×6、Lightning M.2スロット×1（PCIe4.0x4）、グラフィックスカード向けスロットはPCI-Express.4.0（x16）×2本で、マルチグラフィックスは2-WayまでのAMD CrossFire Xに対応する。

「MEG」シリーズには「GODLIKE」以外に下位モデルがラインナップ

エンスージアストをターゲットにした「MEG」シリーズには、「MEG X570 GODLIKE」に加えて、その下位に位置づけられる「MEG X570 ACE」が用意される。

MEG X570 ACE

電源は15フェーズのIRデジタル電源回路で、こちらもヒートパイプでチップセットヒートシンクと一体化した、大型の冷却機構を搭載。また2.5ギガビットLANや、Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）の無線LAN、3基のLightning M.2スロット（PCIe4.0x4）など、エンスージアスト向けらしい充実した機能を備える。

主なスペックは、メモリスロットがデュアルチャネル対応のDDR4×4本、SATA3.0（6Gbps）は4ポート、グラフィックスカード向けスロットはPCI-Express.4.0（x16）×3本で、マルチグラフィックスは2-Way NVIDIA SLIまたは3-WayのAMD CrossFire Xに対応する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西　樹
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