2019.06.06 18:24 更新
2019.06.06 取材
Lian Li Industrial(本社:台湾)の担当者がイチオシするミドルタワーPCケース「LANCOOL II」。1万円台半ばという手頃な価格ながら、最新のギミックをこれでもかと詰め込んだ注目作だ。
Lian LiのミドルタワーPCケース「LANCOOL」シリーズに新作が登場した。1万円台半ばの価格を想定しながら、ハイエンドPCケース並の豊富なギミックを搭載。多くの新製品が展示されていたLian Liブースの中でも、担当者がイチオシする自信作だ。
両サイドともスイングドア方式の強化ガラスパネルを採用。マグネットで固定するため、ツールレスで開閉できる |
先代「LANCOOL」から内装・外装ともデザインを刷新。フロントパネルは両端に向けて角度をつけた3面デザインで、アドレサブルRGB LEDストリップは左右に設けられた通気口から光る仕組み。なおLEDストリップはケーブルではなく、接点で接続されているため、取り外す際にケーブルを断線してしまう心配はない。
フロントパネルのLEDは接点方式で、ラジエターを搭載するマウンタ自体はツールレスで取り外しできる |
また両サイドパネルはスイングドアの強化ガラスパネルで、ボトムエリアには下開きのメタルパネルを採用。3基の3.5インチシャドウベイはホットスワップに対応し、フロントラジエターの厚さに合わせて、前後にスライドするギミックも搭載する。
ボトムエリアの3段の3.5インチベイはホットスワップに対応。またベイ自体は前後にスライド可能 |
その他、裏配線をすべて隠すことができる専用カバーや、フロントラジエターの装着をラクに行うことができる専用マウンタ機構、最近増えているLED搭載SSDを魅せることができる背面マウンタなどのギミックを備えた。なお発売日は現時点で未定だ。
煩雑になりがちな背面のケーブルを隠すためのカバーも搭載する |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Lian Li Industrial: http://www.lian-li.com/
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