2019.07.05 19:15 更新
2019.07.05 取材
帯域幅64GbpsのPCI-Express4.0(x4)接続に対応する、NVMe M.2 SSDの発売がアキバ店頭で開始された。第1弾として登場したのはCFD、CORSAIR、GIGABYTEの3メーカーで、それぞれ容量は1TBと2TBの2モデルがラインナップする。
第3世代RyzenおよびAMD X570チップセットで初めて実装された、PCI-Express4.0に対応するNVMe M.2 SSDの発売が本日5日より開始された。今回登場したのはCFD、CORSAIR、GIGABYTEの3メーカーで、容量は1TBと2TBの2モデルの2モデル展開。フォームファクタはM.2 2280で、接続インターフェイスはPCI-Express4.0(x4)。
いずれもコントローラはPhison製最新IC「PS5016-E16」を搭載し、NANDフラッシュには3D TLCを採用。これまでの2倍にあたる64Gbpsという広い帯域幅を活かし、最大約5,000MB/secの高速データ転送を実現しているのが特徴だ。
CFD「PG3VNF」シリーズ |
CFD「PG3VNF」シリーズの基本スペックは、シーケンシャル読込5,000MB/sec、書込4,400MB/sec、ランダム読込600,000IOPS、書込500,000IOPS。なおAMD X570チップセットを搭載するマザーボードの多くが、M.2 SSD用ヒートシンクを標準装備することから、敢えてヒートシンクは非搭載とした。
CORSAIR「MP600」シリーズ |
CORSAIR「MP600」シリーズの基本スペックは、シーケンシャル読込4,950MB/sec、書込4,250MB/sec、ランダム読込680,000IOPS、書込600,000IOPSで、標準でアルミニウム製ヒートシンクを搭載する。なおマザーボードのヒートシンクを使う場合は取り外しも可能だが、保証を受ける際にはヒートシンクが必要になるので、紛失しないように注意したい。
GIGABYTE「AORUS NVMe Gen4 SSD」シリーズ |
GIGABYTE「AORUS NVMe Gen4 SSD」シリーズの基本スペックは、シーケンシャル読込5,000MB/sec、書込4,400MB/sec、ランダム読込750,000IOPS、書込700,000IOPS。なおこちらは標準で高熱伝導の全銅製ヒートシンクを備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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