液晶モジュールなどを組み合わせ、W100×D140mmのコンパクトなPCが完成

ラズパイベースの“ハンドヘルドPC風”端末を作ることができる、同人ハードの工作キットが販売中

「Hyper Keyboard Pi（キット）」は、「Raspberry Pi 3 Model B/B+」に液晶モジュールやゲームパッド、キーボードを合体させて、ハンドヘルドPC風の端末を自作できる工作キット。じんそん氏による同人ハードウェアで、半田付けによる工作により、手のひらサイズ（W100×D140mm）のPCを作り上げることができる。

ゲームパッドやテンキーレスのQWERTYキーボードが一体化。液晶モジュールとタクトスイッチ（81個）、ラズパイ本体は別途用意する必要がある

「Hyper Keyboard Pi」基板や各種パーツ、パネルが同梱。手のひらに収まるPCを半田付けで自作できる

製品には基板や各種抵抗、コンデンサ、キーボードパネルなどが同梱。別売りの4インチの液晶モジュール「HyperPixel 4.0」やタクトスイッチを組み合わせて完成させる。動作環境は、「液晶（HyperPixel 4.0）が対応しているOSであれば何でもOK」とのこと。電源にはモバイルバッテリーなどを使用する。

ちなみに工作の難易度については、足の細い面実装部品を使用していないため、手順を守れば容易に組み立て可能という。

電源用のモバイルバッテリーが収まるように、段差を設けたデザインになっている

製品ではホワイトのキーボードパネルが付属しているが、同店では交換用の「HyperKyeboardPi差し替えパネル」（税抜1,389円）と「D-Pad and Button」（税抜926円）も合わせて販売中。好みに合わせて「Hyper Keyboard pi」のカラーリングを変更できる。

「Hyper Keyboard Pi」着せ替え用の交換パネル、交換用パッドも店頭販売中

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん＠秋葉原東京ラジオデパート店： https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926
製品情報（じんそん）： https://www.telnet.jp/~mia/sb/log/eid317.html