2019.08.09 11:00 更新
2019.08.09 取材
第9世代Intel Coreシリーズから、8コア/16スレッドの新型CPU「Core i9-9900」が登場。本日9日(金)11時より秋葉原の複数ショップで販売がスタートした。なお、同時に「Core i5-9600」の販売も始まっている。
“Coffee Lake-S Refresh”こと第9世代CoreシリーズのCPUに2つの新製品が追加。ひとつは8コアの人気モデル「Core i9-9900K」の下位に位置する「Core i9-9900」。CPU倍率ロックフリーには非対応の”K無しプロセッサ”で、TDPはK付きの95Wから65Wに低下。クロックも抑えられており、スペックは定格3.1GHz、TB時最大5.0GHz、共有スマートキャッシュは16MBとなる。
「Core i9-9900」のS-specは「SRG18」。すでに「Core i9-9900K」の品薄はほぼ解消されているため「やや遅すぎた登場」という声も |
同時に販売がスタートした「Core i5-9600」は、6コア/6スレッドのミドルレンジモデルで、定格クロック3.1GHz、TB時最大4.6GHz、共有スマートキャッシュ9MB、TDP65Wとされる。
いずれもIntel UHD Graphics 630を内蔵。メモリーコントローラーはデュアルチャネルのDDR4-2666MHzに対応し、CPU倍率ロックフリーには非対応。製品には純正クーラーが付属する。
「Core i5-9600」のS-specは「SRF4H」。ラインナップの隙間が埋まってきたCore i5シリーズ。K付き(3.7GHz)と比べるとクロックがかなり異なる |
販売しているのは、パソコンショップアーク、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Intel Corporation: https://www.intel.co.jp/