2019.08.29 21:03 更新
2019.08.29 取材
CFD販売株式会社(本社:愛知県名古屋市)は2019年8月29日、GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)のゲーミングブランドAORUSのパーツを中心に構築したゲーミングPC「AORUS GAMING PC」を発表した。
その名は「AORUS GAMING PC」。CFDが手がける、GIGABYTE「AORUS」シリーズを主軸としたゲーミングPCブランドが立ち上げられた |
CFD販売株式会社より、GIGABYTE「AORUS」シリーズをキーパーツに採用したコンセプトゲーミングPC「AORUS GAMING PC」が発表された。GIGABYTEとのライセンス契約により、CFDが組立・生産を行う新しいゲーミングPCのブランドだ。マザーボードやグラフィックスカードをはじめ、主要パーツのほぼすべてがAORUSシリーズ製品で構成される。
CFD販売株式会社代表取締役社長の三谷弘次氏。国内代理店として長くパートナーシップを組むGIGABYTEとの良好な関係もあり、“世界初”のAORUSコンセプトPCが実現したと語る | 発表会でゲストスピーカーとして挨拶した、GIGABYTE副社長(Vise President, Enterprise Sales, Channel Solution Business Unit;)のTony Liao氏 |
高品位なAORUSシリーズを中核に据えることで、品質とパフォーマンスに優れ、なおかつデザイン上の統一感もある完成度の高いゲーミングマシンを提供する。AORUS製品をメインとしたコンセプトPCは、世界でも「AORUS GAMING PC」が初めてという。基本的なターゲットは自作PCにそれほど詳しくないゲーマーということになるが、一般流通していないAORUSシリーズのパーツも採用されるなど、自作ユーザーにも注目の製品になっている。
また、組立には同じメルコグループのバッファローと縁が深い株式会社藤田製作所が担当。バッファローのNAS・オーディオNAS製造で実績のある工場が組立を手がけることで、「ジャパンビルドの信頼性」をプラスしたゲーミングマシンが出来上がるというワケだ。
マザーボードやグラフィックスカードなど、主要パーツは高品位なAORUSシリーズ(一部GIGABYTE製品)に限定。販売やサポートはすべてCFDが手がける |
組立は、バッファローと長年の取引実績がある株式会社藤田製作所が担当。さらにゲーミンググレードの厳格な品質テストを経て出荷される |
4グレードで展開される「AORUS GAMING PC」。どういった性格の製品か、それぞれ型番末尾だけで分かるようになっている |
「AORUS GAMING PC」は、大別して4グレードのベースモデルを展開。最上位のハイエンド「S(Supremacy)」、ミドルレンジ「R(Reference)」、コストパフォーマンスモデル「V(Value)」、エントリー向け「A(Affordable)」から構成され、ローンチ時点ではその中から「S」と「R」に属する2製品が発売される。
また、発売時点ではあくまで“完成品”のゲーミングマシンとして販売するものの、追ってBTOカスタマイズにも対応予定。ラインナップはいずれもAMD第3世代RyzenベースのPCだが、こちらもIntel CPU搭載モデルを含め、今後拡充されていく予定という。
「AORUS GAMING PC」の解説を担当した、CFD販売株式会社事業推進部の内山一太郎氏 | 搭載するAORUSシリーズなどGIGABYTE製品は、日本ギガバイト株式会社テクニカルマーケティングの渡辺隆之氏が解説した |