2019.09.13 10:00 更新
2019.09.12 取材
ビーズ株式会社(本社:大阪府東大阪市)のBauhutteブランドは、昨年の展示を大幅に上回る広さのブースにて、「デスク秘密基地化計画」の最新版を多数展示。しかし一番の目玉は、デスクではなくベッドが秘密基地と化す危険なコンセプトモデルだった。
ASUS「ROG」とコラボしたBauhutteのブース奥にて、完全なダメ人間を発見。ベッド周りの便利さを追求した結果が、ごらんの有様だよ! |
「東京ゲームショウ2019」では昨年比3倍のフロアを展開していた、ゲーミング家具のBauhutteブランド。今年も多彩なコンセプトのデスクセットを持ち込んでいたが、その中で異彩を放っていたのが「ゲーミングベッド」だ。
ゴロリと横になったベッドの周囲に、「昇降式ヘッドボード」と「ロングサイドテーブル」、「ベッドデスク」を従えて、ベッドを完全な秘密基地にしようというコンセプト。必要な物(もそうでない物も)すべてを周囲に配置し、基本的にトイレ以外はベッドで済まそうというグータラ極まるスタイルだ。
手を伸ばせばスマホや本に届く「昇降式ヘッドボード」。その名の通りベッドやマットレスの高さに合わせて調整可能で、本なども結構な量をためておける |
ベッドサイドに設置することを想定した「ロングサイドテーブル」。ベッドに寄せられるL字型のテーブルで、こちらも高さ調整が可能だ |
足をくつろげたまま設置できる、よく考えられた形状の「ベッドデスク」も昇降式。サイドのホルダーには、ペットボトルはもちろんカップ麺もセットできる |
コンセプトモデルのため、まだ具体的な発売時期や価格は決まっていないものの、前向きに製品化を検討中という。その完成度が高まれば高まるほど、使用する人間はダメになっていくのかもしれない。
ちなみに寝転がっている彼が着ているのは、“ダメ着”こと「ゲーミング着る毛布」の最新モデル。フリース生地のようだった従来モデルからビロードのような手触りの良い生地に変更されたほか、伸縮性が大きく向上し、さらに着心地がよくなってしまった。
発売時はあまりの反響から、あっという間に完売してしまった“ダメ着”の最新版。被らずに着る毛布がさらに着心地アップした。上半身の自由度を追求したという、オーバーオールタイプも販売予定らしい |
ベッド以外にも多数のセットを展示。「ネオクラシック」に使われているクッションシートはかなり大きく、3畳ほどもある。部屋全体をベッドのように変身させることが可能 |
正統派なデスクセットの超大型版「デバイスマニアズ」。収納力の高い棚やテーブルを配置しつつ、奥にはデバイスやそのボックスを飾ることができるラックが鎮座している |
寝そべるような姿勢でデスクに向かえる「寝ながらゲームシステム」と組み合わせられた「ゲーミングチェアRPG」は新作チェア。ベルベット調のふかふかな高級生地を採用、RPGの主人公になったようにゲームに没入できる。ロータイプ向けの座椅子モデルもアリ |
以前からリクエストが多かったという、ホワイトカラーのデスクセットが新登場。キレイな白塗りは難しいタスクらしいが、女性だけでなく「部屋を明るく使いたい」という男性ユーザーからの希望も多かったとか | こちらもブラック一辺倒なデスクを避けたい向きに人気という、木目調のデスクセット。以前はデスク本体だけだったが、後付けのキーボードトレーやサイドテーブルなど、徐々にラインナップが増えてきた |
アーロンチェア風のゲーミングチェア「ゲーミングメッシュチェア」も新作の一つ | 「レーサーズ・コクピット」の下に設置されたマットは、実は新形状のニューカマー。設置済みのデスクを動かすことなく敷けるようなデザインになっている |
ブルーライトをカットする新モデル「ゲーミングメガネ」は、可動部を備えた特殊なモデル。ボタンを押すとテンプルが展開、ヘッドホンを装着しても耳が痛くならない |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
東京ゲームショウ2019: https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2019/
Bauhutte: http://www.bauhutte.jp/