2019.09.13 10:54 更新
2019.09.13 取材
株式会社日本HP(本社:東京都江東区)ブースでは、リフレッシュレート240Hz、FreeSync2 HDR対応ゲーミング液晶ディスプレイ「OMEN X 25f」の実機を展示。またAMDによるスペシャルトークセッションが行われたので、その模様も簡単に紹介しておこう。
「東京ゲームショウ2019」に合わせて9月12日より販売が開始された「OMEN X 25f」。通常の液晶ディスプレイの4倍にあたる240Hzのリフレッシュレートと、1msの高速応答に対応し、モーションブラーのない滑らかな映像でゲームをプレイできる。
さらにAMDの垂直同期技術であるFreeSync2 HDRに加え、NVIDIA G-Sync Compatible認証も取得。搭載するグラフィックスカードに関係なく、ティアリングやスタッタリングを軽減でき、一瞬の判断で勝敗が決してしまうゲームでは特に力を発揮する。
担当者によれば、実際にバトルロイヤルゲームでは、液晶を変えるだけでキル数の向上やデス数の減少といった効果が見られており、プロゲーマーを中心に高速リフレッシュレートに対応するモデルの需要は確実に伸びているとのこと。
主なスペックは解像度が1,920×1,080ドット、液晶パネルはTN方式で、コントラスト比は1,000:1、輝度400cd/㎡。インターフェイスはHDMI2.0×2、DisplayPort×1、本体サイズはW557.5×D272.5×H489.6mm、重量6.2kg。
ゲーミングノートPCでは初を謳うデュアルディスプレイモデル「OMEN X 2S 15」も展示。サブディスプレイにはメインディスプレイの一部領域のみを表示することもできるという |
AMD本社のAdam Kozak氏をゲストに行われた「AMDスペシャルトークセッション」では、改めて第3世代Ryzenおよび、Radeon RX 5700シリーズのパフォーマンスと新機能についての解説が行われた。またセッションの後半では、AMDのゲーム関連を担当しているRitche Corpus氏と、本日13日に発売が開始された「BORDERLANDS3」の開発を手掛ける2K GamesのDiana Tan氏が登壇。第3世代Ryzenおよび、Radeon RX 5700シリーズを搭載したPCで、「BORDERLANDS3」を快適にプレイできることをアピールしていた。
「AMDスペシャルトークセッション」では、AMD本社のAdam Kozak氏が登壇し、第3世代RyzenとRadeon RX 5700シリーズについて改めて解説を行った |
第3世代Ryzen、Radeon RX 5700シリーズとも、前世代アーキテクチャから大幅にパフォーマンスが向上。また同価格帯の他社製品と比較して、性能が優れているという |
「BORDERLANDS3」では、Radeon RX 5700シリーズの「FidelityFX」を使うことでより鮮明な表現ができる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
東京ゲームショウ2019: https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2019/