2019.09.13 11:44 更新
2019.09.13 取材
GPD Technology(本社:中国)ブースでは、9月21日より発売が開始される8.9インチサイズの新型ノートPC「GPD Pocket 2 Max」が先行展示されていた。
8.9インチの超小型サイズながら、QWERTYのアイソレーションキーボードを搭載する「GPD Pocket 2 Max」。方向キーや記号、「Enter」などは小型かつ特殊配置のためやや慣れは必要になる。しかし、主要アルファベットキーについては、サイズ、キーピッチとも大きな不満はなく、かなり快適に入力をすることができた。
また第8世代CoreシリーズのCore m3-8100Yや、16GBの大容量メモリ、512GB M.2 SSDなど、高性能なパーツを使用しているのも特徴。あくまで軽く触った感じだが、操作感はかなり良く、筆者が普段サブ機として使っているAtom x5-Z8350搭載PCとは、フォルダの開閉やソフトの起動といった基本的な作業でも大きな違いを感じた。
主なスペックは、ネットワークがIEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.2、カメラは200万画素で、インターフェイスはUSB3.0×2、USB3.0 Type-C×1、microHDMI×1、音声出力・マイクコンボジャック×1を搭載。バッテリー容量は9,200mAh(リチウムポリマー)、連続駆動時間は最大12時間。OSはWindows 10 Home 64bit版がプリインストールされ、本体サイズはW213×D149.5×H5.5~14.2mm、重量約650g。
Celeron 3965Yを搭載するシルバーモデル(画像右)については、いまのところ取り扱いは未定 |
なお販売代理店リンクスインターナショナルの担当者によれば、発売日は9月21日で、市場想定売価は税抜85,463円。またCeleron 3965Y、8GBメモリ、256GB SSDを搭載するシルバーモデルについては、いまのところ取り扱いについては未定とのこと。
ブースには「GPD WIN2」を使ったゲームの試遊台も設けられていた |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
東京ゲームショウ2019: https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2019/
株式会社リンクスインターナショナル: http://www.links.co.jp/
GPD Technology Co., Ltd.: http://www.gpd.hk/