2019.09.23 10:00 更新
2019.09.23 取材
本日のコレオシは、今月Cooler Masterから発売された「Silencio」シリーズの最新作「Silencio S400」。TSUKUMO eX.6階ケースフロアの石井さんにオススメポイントを聞いてみよう。
Cooler Masterの静音PCケース「Silencio」から、久しぶりの新作「Silencio S」シリーズが発売されました。ラインナップは、ミドルタワーの「Silencio S600」と、僕がオススメしたいミニタワー(MicroATX)「Silencio S400」の2機種です。
静音をコンセプトにしたMicroATX対応ケースの選択肢は、それほど多くありません。人気はAntec「P5」ですが、本格派というにはやや物足りない。その点「Silencio S400」はツボを押さえたイマドキの設計が特徴です。
フロントには左右両開きのドアを採用。サイドパネルと共に、フカフカとソフトで厚みのある遮音材が標準装備されています。またトップは遮音カバーと、通気性に優れるメッシュ仕様のカバーが選択可能。販売する側として、MicroATX対応ながら5.25インチオープンベイを備えている点は、非常に売りやすいです。
用途に合わせて交換できる、着脱式の遮音カバーと通気性に優れるメッシュカバー | 5.25インチオープンベイを取り外せば240mmサイズの水冷ユニットを搭載する事も可能 |
さらに気に入っているのが、フロントとリアに1基ずつ標準搭載されている120mm冷却ファン。標準ファンにしては珍しいPWM仕様(800~1,400RPM)です。単体販売されていないCooler Masterオリジナルモデルで、静音がコンセプトのケースだけに嬉しい装備です。
PWM仕様で静音動作する120mmファンを搭載。石井さん曰くここもポイントとか |
グラフィックスカードの有効スペースは全長319mmまで。ハイエンドモデルも搭載できます。「ゲーミングPCが欲しいけどコンパクトで静かにしたい」という欲張りなユーザーには、是非検討してい欲しい1台です。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
Cooler Master: http://apac.coolermaster.com/jp/