2019.09.26 11:16 更新
2019.09.26 取材
東芝から、ニアライン向け3.5インチSATA3.0(6Gbps)HDD「MG07ACA」シリーズの容量12TBモデル「MG07ACA12TE」が発売された。
SMR(瓦記録)方式に比べて、ランダムライトが高速なCMR(従来型磁気記録)方式を採用。クラウドストレージやサーバー/ストレージシステム、ファイル/オブジェクトストレージ用途に使えるニアライン向け3.5インチHDD。
東芝がこれまで培ってきた小型・薄型技術を活かし、9枚のディスクを内蔵。さらに同社初のヘリウム充填方式を採用することで、ヘッド浮上やディスク回転を安定化させるとともに、大容量・省電力化を実現している。
発売されたのは容量12TBモデル「MG07ACA12TE」で、データシートによる基本スペックは、ディスク回転数7,200rpm、バッファ容量256MiB、データ転送速度242 MiB/s、MTTF250万時間、アイドル時消費電力4.25W。
25日(水)より販売を開始しているパソコンショップアークでは売価税込39,800円。同容量帯の他社製HDDと比較しても安価で、さらにニアライン向けのため人気となりそうだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
パソコンショップアーク: https://www.gdm.or.jp/shop/ark/
東芝デバイス&ストレージ株式会社: https://toshiba.semicon-storage.com/