2019.10.18 12:00 更新
2019.10.18 取材
キーボードとゲームパッドを一体化させた、コンパクトな入力デバイスが自作できる「USBキーボードPlusPAD」が家電のケンちゃんに入荷している。店頭価格は税抜5,000円。
手のひらサイズに機能が凝縮。テンキーレスキーボードとゲームパッドを合体させたデバイスを作れる電子工作キット |
幅10cmの超コンパクトサイズにキーボードとゲームパッドが共存する、ユニークな入力デバイス。じんそん氏による同人ハードウェアで、半田付けによる工作で完成する。
キーボードはやや特殊なレイアウトながら、ファンクションキーや機能キーを含めた、テンキーレスの英語配列が揃っている。また、上部にはゲームボタンと方向キー、オプションのキーを合わせたゲームパッド機能が合体。USB接続のキーボードデバイスとして認識する。
別売りのタクトスイッチを93個実装する必要があるため、難易度はともかく根気はいりそう。スペーサーで基板を結合、ケース不要で使える設計になっている |
接続インターフェイスはUSB。ドライバ不要のため、OSを問わず使用できる |
チップ部品を使用していないため工作の難易度は高くないものの、ショップによれば「工数が多く、完成させるにはそれなりの根気が必要」とのこと。基板を結合するスペーサーが付属しているため、ケースに入れることなく使用できる。
なお、合計93個を実装するタクトスイッチは、別途購入が必要。キーの種別ごとに色分けするなど、好みに合わせてユーザーがアレンジすることも可能だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926