2019.10.21 12:00 更新
2019.10.21 取材
【第27回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、昭和な雰囲気漂う老舗の大衆割烹「赤津加」に行ってきます。
今やメイドさんがひっきりなしに呼び込みをしているエリアにあって、今も昔も変わらない。そんな昭和な雰囲気を残す一角に佇む、老舗の大衆割烹「赤津加」にご飯を食べに行きましょう。夜になれば菊正宗で一杯といった風情のお店ですが、ランチタイムは焼き魚や山かけ、若鶏竜田揚げといった定食が食べられます。ピークタイムはかなり混み合うのと、ランチの終了がちょっと早めな点がネックでしょうか。
さて今回注文したのは、定番中の定番な「本日の焼き魚定食」。その日のお魚は「さわらの照り焼き」でした。お値段は税込850円、ご飯の大盛りは無料です。ちなみに焼き魚定食はだいぶ数が出ていたようで、すぐ後のお客さんの時は終了になっていました。
雑談しながら待つこと15分ほど、いかにも日本のご飯、という感じの「焼き魚定食」がやってきました。つけあわせの大根おろしに醤油をたらし、ホクホクの焼き魚をご飯と一緒にお腹に放り込んでいきます。ちょい硬めのご飯が、これまた魚と相性がよく、あっという間に平らげてしまいました。最初は量が足りないかな?と思いましたが、二つの小鉢に具だくさんの味噌汁がついて、十分満足なお昼ごはんでした。
そんな赤津加のランチタイムは、11:30~13:30まで。夜の営業は平日が17:00~22:00、土曜は17:00~21:30となっています(日・祝・第1、第3土曜は定休)。まだこの街に“やっちゃ場”があった時代から続く創業60年以上の大衆割烹、こういう雰囲気のお店が残っているのも、アキバの面白いところですね。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
赤津加: https://www.akatsuka.tokyo/