2019.11.03 15:04 更新
2019.11.03 取材
本日のコレオシは、11月1日(金)に発売されたばかりの新製品。Cooler Masterの120mmファン「MasterFan SF120M」を早速購入したというTSUKUMO eX.のIさんにその理由を聞いてみよう。
Cooler Masterから登場した久々のハイエンドファン。入荷した際に、何気なくパッケージを眺めていたのですが「コレ、凄くいいファンかもしれない」と思いすぐに購入してみました。
回転中もフレーム全体の振動は少なく安定動作していた |
回転のブレを抑える効果がある、インペラ外側にリングを接合した一体型ファンブレードを採用。振動を抑制するダンピングフレーム、フレームに高品質メタルシールドを使用することで、不要な振動を抑えつつ安定した固定を可能にします。手に持った時の感触も、ハイエンドファンらしいずしりとした重量感があります。
ベアリングには高耐久なダブルボールベアリングを使用。冷却性能と静音性、長寿命化を実現する |
個人的に一番のお気に入りポイントは、複数の「MasterFan SF120M」を1本のケーブルで接続できるマルチファン連結に対応するところ。連結ケーブルも絶妙な長さで、ケース内のケーブル配線による煩わしさを解消してくれます。例えば、ケースのフロントやトップに2基~3基の「MasterFan SF120M」を搭載する場合に重宝するはず。ファン回転数は最大650~2,000±10%のPWM仕様なので、水冷用ラジエターのファンにもぴったりでしょう。
煩雑になりがちなケース内のケーブル配線をすっきりできるマルチファン連結ケーブルが付属。「MasterFan SF120M」を並べて接続する際に便利(写真はあくまで配線例。3基のうち2基は「MasterFan SF120M」ではありません) |
そのほか、スイッチを切り替えることでファン回転数を最大650~1,200±10%まで抑える3段階のファン速度制御機能に対応するなど、静音性も良好。是非とも、2個、3個とまとめて使ってほしいハイエンドファンです。
従来モデルでは軸受け部分にあった回転数切り替えスイッチは、フレーム外側に搭載。高速から低速まで調整できる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
Cooler Master Technology: http://apac.coolermaster.com/jp/