2019.11.29 17:30 更新
2019.11.29 取材
Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)の「HEDT」向けCPU「新型Core X」シリーズの販売が、本日29日16時より開始された。初回分として入荷したのは、最上位モデル「Core i9-10980XE Extreme Edition」と、最廉価モデル「Core i9-10900X」の2種だ。
開発コードネーム「Cascade Lake-X」こと、Intelのハイエンドデスクトップ向けCPU「新型Core X」シリーズの販売が、予定通り本日29日16時より開始された。
最上位モデル「Core i9-10980XE Extreme Edition」は、Core i9-9900Kなどと同じ、専用の巾着に収納されている |
「Cascade Lake-X」では、コア数はこれまでのSkylake-X/Skylake-Refreshと同じ最高18コア/36スレッドから変わりないが、「Turbo Boost Max Technology 3.0」のクロックは最高4.80GHzへと引き上げられている。一方で、価格は約2分の1に抑えられ、「HEDT」向けCPUとしてはかなり手頃なのが特徴だ。
「Core i9-10900X」はこれまで通りのコンパクトな紙製のパッケージ |
初回分として入荷したのは、18コア/36スレッドの最上位モデル「Core i9-10980XE Extreme Edition」(販売価格税込138,000円)と、10コア/20スレッドの最廉価モデル「Core i9-10900X」(販売価格税込86,000円)の2種。
新Core Xシリーズでは、価格差があまりないこともあり、「Core i9-10980XE Extreme Edition」に人気が集中。入荷数も非常に少なく、多くのショップで抽選販売となった |
販売ショップは、パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館(Core i9-10900Xのみ)、ドスパラ 秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。
いずれのショップも「Core i9-10980XE Extreme Edition」はすでに完売しており、次回入荷は未定。「Core i9-10900X」については少量だが在庫はある状態だ。なお「Cascade Lake-X」の性能については、こちらのレビューを参照いただきたい。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/