2019.12.09 12:00 更新
2019.12.09 取材
【第33回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、カロリーオーバーな大盛りカレーを目当てに「ジャンカレー 末広町店」に行ってきます。
あまり辛さに強くない自分にとっては、いわゆる“日本風カレー”を地で行くジャンカレー 末広町店のカレーは、実にしっくりくる味わいです。玉ねぎやニンジン、リンゴ、豚肉などが溶け込んだ自家製のルーは、「日本人が思い描くカレー」がコンセプトなのだとか。気取らず注文できて、食べてホッとできるような、優しい味が良いですね。
ただし今回は、そういったほのぼのとした話はここで終わりです。実は密かに来店前から注文しようと考えていたメニューがあったのですが、それは「超絶AGE↑AGE↑カロリーカレー」という、名前からしてインパクト抜群なシロモノ。末広町店限定の大盛りカレーで、以前から気になっていたメニューです。トッピングに混じって目立たなく配置された食券機のレイアウトは、うっかり間違って注文しないようにという気遣いでしょうか。食券を渡すと「超絶で~す」というコール、お値段は税込1,550円でした。
席についてから10分ちょっと待ったでしょうか。まるでカレーのプールのような、大皿に盛られた「超絶AGE↑AGE↑カロリーカレー」がやってきました。待っている間は、そういえば大盛りも頼めたのかな、などとのん気なことを考えていたのですが、実物を見て静かに安堵。話によると、全部合わせて2kgに迫る重量があるそうです。
ルーの味わいは通常メニューそのままなのですが、ライスを土台にした“島”がヤバいですね。ロースカツにメンチカツ、唐揚げ、男爵コロッケと、揚げ物トッピングのオールスターが勢揃い。ジュワッと汁があふれてくるメンチカツ、サクッとキレイに揚がった唐揚げなど、トッピングは単体でも美味しいのですが、とにかく“重い”のです。
とりあえずヘビー級から片付けようと、ロースカツ・メンチカツを優先して食べていきます。続いて取りかかった唐揚げは、ゴロッと3個入り。なんだか半分くらい食べたあたりで、満腹の気配が漂ってきた気がしますが、おそらく気のせいでしょう。そして最後の方はだいぶ余裕がなくなっていたところ、コロッケの優しい味に助けられることに。さすがジャガイモは、カレーとの相性が最高ですね。
さてそんなジャンカレー 末広町店の営業時間は、11:00~21:00まで。「超絶AGE↑AGE↑カロリーカレー」は極端な例ですが、基本的に盛りが多めなお店なので、通常メニューの大盛りを頼めば、ガッツリお腹いっぱいになれます。ちなみに今回は途中で休憩を入れたりしていたので、待ち時間を考えると、たっぷり1時間ほどお店にいたかもしれません。次回があるかはさておき、コレを注文する時は時間に余裕があるタイミングを選びたいですね。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一