2020.01.09 12:40 更新
2020.01.08 取材
「MSI MEG Aegis Ti5」 |
近未来的な外観のオリジナルケースを採用。側面とスタンド部分にはLEDで発光するラインを配置している |
フロント上部に配置されているのが、「Gaming Dial」 |
ダイヤルを押す、回すなどの操作で、CPUやGPUのクロック・使用率、天気や気温の情報などを中央のOLEDに表示できる |
「MSI MEG Aegis Ti5」は、自動車にインスパイアされたデザインや機能が特徴のフラッグシップデスクトップPC。フロント上部にダイヤル状の独自インターフェイス「Gaming Dial」を備えており、本体に内蔵するMSI Commander Unit(MCU)を介することで、ダイヤル中央のOLEDモニターにCPUやGPUのクロック・使用率などを表示できる。独自のPCケースは、下部に電源ユニット、天面にグラフィックスカードを配置する熱源分離構造を採用。インパクトあるデザインが冷却機構に一役買っているのも特徴的だ。
左右の側面上部にはヘッドフォンなどをかけられるハンガーを展開可能 | 本体背面。電源ユニットはスタンド付近に内蔵されている |
CPUは第10世代のIntel Core i9、グラフィックスカードはGeForce RTX 2080 Tiを搭載。メモリはDDR4-2,666MHzに対応し、最大容量は128GB(32GB×4)。ストレージは2台のM.2 SSDに加え、3.5インチベイ×1と2.5インチベイ×2を搭載できるとしている。また、通信機能として、2.5ギガビットLANおよびギガビットLAN、Wi-Fi 6(Intel AX201)をサポートする。
発売時期や価格は非公開だが、現地の担当者によれば、2020年の第三四半期以降に登場し、価格は4,000ドル前後となるとのこと。
「Optix MAG342CQR」 |
曲率1000Rのきついカーブにより、没入感が高く目が疲れにくい環境を実現できるとしている | リフレッシュレートは144Hzで、解像度はUWQHD(3,440×1,440ドット)。HDR 400もサポートする |
「Optix MAG342CQR」は、世界初の曲率1000Rを実現した34型ウルトラワイド曲面ディスプレイ。極めて高い曲率により、従来モデルに比べて目の負担を軽減可能。さらにより没入感のある環境でゲームや映像コンテンツを楽しめるとしている。
液晶パネルはHDR 400、最大10.7億色表示に対応する量子ドットパネル「Super PVA Panel」を採用。主なスペックは解像度がUWQHD(3,440×1,440ドット)、アスペクト比21:9、リフレッシュレート144Hzで、垂直同期技術「Adaptive Sync」をサポートする。なお発売日や価格は未定だ。