2020.01.11 02:13 更新
2020.01.11 取材
300Hzの超高速リフレッシュレートに対応する「GS66 Stealth」 |
展示機のスペックを確認したところCPUの型番は不明だった | ディスプレイのリフレッシュレートは正しく300Hzとして認識されていた |
「GS66 Stealth」は、MSIの薄型ゲーミングノートPC「GS Stealth」シリーズの最新モデル。ノートPCとしては現行最速となるリフレッシュレート300Hzの15.6型液晶ディスプレイを搭載しているのが最大の特徴だ。
冷却システムは従来と同じ「Cooler Boost Trinity+」。ただし、厚さ0.1mmの薄型ファンブレードを備えた新型ファンを採用することで、冷却性能を高めている |
側面にはUSBのほか、Killerチップを採用するギガビットLANを搭載 |
投入時期は2020年の後半から年末にかけてとなる見込み。CPUは第10世代 Intel Core i9、GPUはNVIDIA GeForceシリーズの採用が謳われているものの、スペックについてはこれから詳細を詰めて行くとのこと。その他判明している仕様は、長時間駆動を可能にする99.9Whの大容量バッテリや、KillerチップによるWi-Fi 6、SteelSeries製ゲーミングキーボードの採用など。本体重量は約2.1kgとされ、ハイエンドゲーミングノートPCとしては軽量な部類。なお、OSはWindows 10 HomeもしくはWindows 10 Proの選択式になる。
グレーの天板はロゴのみを配置したシンプルなデザイン。また背面部にはインターフェイスは実装されていない |
キーボードはSteelSeries製で、マルチカラーバックライトを搭載する |
冷却システムは、厚さ0.1mmの薄型ファンブレードを67枚使用した新型ファンを搭載する「Cooler Boost Trinity+」。従来モデルから風量は10%アップしており、冷却性能も向上しているという。
「GS66 Stealth」と同じくリフレッシュレート300Hzに対応するフラッグシップノートPC「GE66 Raider」 |
「GE66 Raider」は、フラッグシップ「GE Raider」シリーズに属する新型ゲーミングノートPC。基本的なスペックは「GS66 Stealth」と同じで、液晶はリフレッシュレート300Hzの15.6型液晶ディスプレイを搭載。CPUは第10世代Intel Core i9、GPUはNVIDIA GeForceシリーズで、長時間駆動を可能にする99.9Whの大容量バッテリを採用する見込み。
フロント下側には「Panoramic Aurora Lighting」と呼ばれるLEDイルミネーションを搭載 | 天板のロゴは「GS66 Stealth」と異なリ立体感のある仕上がり |
側面にはUSBポートのほか、SDカードリーダーを備える |
これまで紹介したモデルと異なり、背面にもインターフェイスを搭載。また電源コネクタもこちらに配置されていた |
なお現時点で判明している「GS66 Stealth」との相違点は、冷却システム「Cooler Boost 5」や、フロント下側の「Panoramic Aurora Lighting」と呼ばれるLEDイルミネーションが挙げられる。後者は斜め下にむけて発光することで、間接照明のように作用し、ゲーミングPCらしいライティングを実現するようだ。また冷却システムが違うため、搭載するCPUやGPUのラインナップが異なる可能性もあるだろう。
特別エディション「GE 66 Raider Limited Edition by Colie Wertz」 |
天板だけでなくキーボード面にもアレンジが入り、「スター・ウォーズ」シリーズなどに登場しそうな外観 | 「GE66 Raider」のモデル名を思わせる「0066」の刻印も |
さらに「GE66 Raider」には、「スター・ウォーズ」や「トランスフォーマー」など、著名な映画作品のコンセプトアーティストを務めるColie Wertz氏がデザインを担当した特別エディション「GE 66 Raider Limited Edition by Colie Wertz」が用意される。デザイン以外に違いはないとのことだが、劇的に印象が変わっておりツボに入るユーザーも多そうだ。なお発売は2020年内を予定しており、価格は未定。
文: 松野 将太
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): https://jp.msi.com/