2020.01.27 12:00 更新
2020.01.27 取材
【第38回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、シチューをオンライスした丼を食べるために「秋葉原 岡むら屋」に行ってきます。
子供の頃は、シチューとカレーは似たような食べ物だと思っていました。トロリとしていて野菜がたくさん入っていて、何よりご飯にかけるし!・・・ところがある程度成長してから、そうした食べ方が必ずしも一般的ではないということに気付かされます。いわゆるシチューの「かける・わける論争」というやつですね。
さて、突然なぜこんな話をしているかというと、「秋葉原 岡むら屋」の新メニュー(期間限定)にビビッときたからです。クリームシチューをオンライスした、その名も「クリームシチュー肉めし」。あまり外で“かける”スタイルのシチューを食べる機会がなかったので、早速お店に吸い込まれてしまいました。
「岡むら屋」といえば、大鍋でじっくり煮込んだトロ牛肉や大根、豆腐などを盛りつけた「肉めし」が名物。5分と待たずにやってきた「クリームシチュー肉めし」は、それとだいぶ印象が違います。周りが茶色系の丼を食べている中で、真っ白な見た目が好対照ですね。“アタマ大盛”にしてもらい、お値段は税込850円でした。
立ち上る香りはまさにクリームシチュー、ジャガイモやニンジン、玉ねぎ、ブロッコリーといった、定番の野菜もどっさり入っています。しかも単なるクリームシチューではなく、トロ牛肉やこんにゃくといった、「肉めし」の素材も入っているという構成。軽く振られたブラックペッパーもちょうどいいアクセントになっています。
そのまま10分かからず完食、お腹の中まですっかり温かくなりました。ただし「肉めし」は大盛や特盛、山盛まであるのに、「クリームシチュー肉めし」はアタマ大盛だけ。盛りのバリエーションがあれば、もっと嬉しかったですね。
さてそんな「秋葉原 岡むら屋」の営業時間は、10:00~23:00(L.O 22:30)まで。お昼時を中心に混み合う時間帯はありますが、基本的に回転は早め。普通の牛丼とはちょっと違う丼物を食べたい時にオススメです。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
秋葉原 岡むら屋: http://www.arcdining.co.jp/okamuraya/