2020.04.19 14:35 更新
2018.04.18 取材
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社(以下:MSI)は2020年4月16日、Comet Lake-HことIntelのモバイルCPU「第10世代Intel Core H」シリーズを搭載したノートPCの取り扱いを発表。17日より店頭販売がスタートした。発売に先駆けて行われた製品発表会の模様と共に、注目の製品群をご紹介しよう。
ゲーミングノートPC分野でも好調を続けるMSI。このほど新製品投入に合わせ「eスポーツ主義」を掲げた。新テーマに合わせ、eスポーツの世界大会で活躍するプロゲーマー、動画を配信するストリーマーやアマチュアゲーマー、そして普段からゲームを楽しむカジュアルゲーマーまで、ゲーミング環境を進化させるべく製品の開発が進められた。
具体的には、「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」や「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」など、eスポーツ大会で採用されるPCの主要構成として挙げられるのが、“Intel Core i7”、“NVIDIA GeForce RTX 2070”、そして“リフレッシュレート240Hzの液晶ディスプレイ”とされる。これらの要求を満たすスペックと性能をゲーミングノートPCで実現する事が、「eスポーツ主義」の基本コンセプトというワケだ。
「eスポーツ主義」は3つの主要構成をベースに開発が進められた | eスポーツ大会グレードを頂点に、全てのゲーマーをフォロー |
ラインナップが一新されたMSIゲーミングノートPCだが、基本的には従来シリーズを踏襲。ハイエンドデスクトップPC並みのモンスター級スペックを誇る「GT Titan」を筆頭に、薄型設計で持ち運びもし易いプロゲーマーレベルの「GS Stealth」、新たに「eスポーツ主義」スペックを備えた「GE Raider」、さらに本格ゲーマーからカジュアルゲーマー、クリエイターなど幅広いニーズに応えつつコストパフォーマンスに優れた「GP Raider」「GF Raider」といった構成。細分化されたピラミッドを見ても分かるように、「eスポーツ主義」はあらゆるゲームユーザーを取り込むべく豊富な選択肢が用意されている。次に具体的なモデルラインナップをご紹介しよう。
シリーズ構成に変化はないものの、第10世代Core世代や高リフレッシュレートの液晶パネルなど最新パーツを採用する事で、全体的なスペックが底上げされている |