2020.04.27 11:00 更新
2020.04.27 取材
ファミコン処理能力の限界で動作させているという、FC互換カセットの新作ソフト「アストロ忍者マン (ASTRO NINJA MAN) 」が近く発売。家電のケンちゃんによる専売で、5月9日19:00より同店通販にて税込13,200円で販売される。
家電のケンちゃん専売で販売される、RIKI氏プロデュースによるFC互換の新作STG。「発売時点で店頭営業しているか不明なため」(ショップ)通販のみで販売される |
「アストロ忍者マン」は、イラストレーターのRIKI氏がプロデュースするFC互換カセットの新作シューティングゲーム。操作は左右キーのみ、無敵の分身を駆使してガンガン攻めるという、シンプルかつ爽快な操作感が持ち味だ。
プロデューサーのRIKI氏によると、「FCが表示できる限界のスプライト数(64個)を8x16pixelでほぼ常時表示し続けている」という、ファミコン処理の限界を攻める派手な画面演出を特徴とする。
常時FC処理の限界で表示されるというド派手な演出、クリエイターの個性際立つ音楽が魅力 |
さらにFC音源を熟知した著名クリエイターが音楽を担当。参加しているのは、齋藤博人氏(代表作「POWER DoLLS」シリーズなど)、並木学氏(「怒首領蜂 大往生」など)、塩田信之氏(「サマーカーニバル’92 烈火」など)、Bun氏(「キラキラスターナイトDX」など)の4名で、それぞれがステージ道中曲と同ステージのボス曲を手がけている。
ちなみに音源も「1曲にPCMを8キロも豪華に使用」しており、クリエイターごとの個性が存分に楽しめるとのこと。
国内工場によるキレイな仕上げや良いチップ、シールやパッケージ、ケースまでこだわった結果「原価がかなり高額になってしまった」という |
なお。製品カセットは「赤白純正機/灰色純正機/コロンバスサークル製互換機」にて動作検証済み。ただし任天堂のライセンス製品ではない同人ハードウェアのため、「FC純正機、FC互換機すべての動作を保証するものではない」としている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926