2020.05.09 17:20 更新
2020.05.09 取材
Thermaltakeから、3面強化ガラスパネルとアドレサブルRGBファンを搭載するフルタワー型PCケース「VIEW 51 TG ARGB」シリーズが登場。ツクモパソコン本店やTSUKUMO eX.で販売中だ。
デュアルチャンバー構造でセパレート設計とした、フルタワーPCケースの新作。フロント、トップ、左サイドの3面に強化ガラスを採用し、ブラックとホワイトの2色がラインナップする。製品のポイントは2点だ。
ひとつ目は、フロントに標準装備される200mmアドレサブルRGB LEDファンの存在。大型PCケースとあって、圧巻の大口径ファンを縦に2基並べて搭載している。さらにリアにも120mmアドレサブルRGB LEDファンを1基備え、いずれもフロントI/O部にある「RGBボタン」で7種類のイルミネーションパターンが選択可能。ASRock、ASUS、BIOSTAR、GIGABYTE、MSIの各社ユーティリティにも対応するので、同期発光を楽しむことができる。
200mmアドレサブルRGB LEDファンのスペックは回転数600rpm、騒音値24dBA |
ふたつ目は、とにかく大型であること。展示機を見れば、だれもが「大きい」と感じるに違いない。メーカーの組み込み例を見ると、”本格水冷で構築する魅せるPC推し”で、いかにもそのベース筐体としては相応しい内部容積が確保されている。
外形寸法は幅315mm、奥行き525mm、高さ550mmとされ、デュアルチャンバー構造による横幅の広さが際立つ。
左サイドは4mm厚強化ガラス製のスイングドアパネルを採用。フロントのロックを解除すればドアが開き、簡単に内部へアクセスできる。当然メンテナンスも容易に行う事ができるだろう |
対応フォームファクタはE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITX。標準装備以外の搭載可能な冷却ファンはトップ120/140mmx3または200mmx2、右側面120mmx3、140mmx2、ボトム120mmx3。ラジエターはフロントが360mm/280mm、トップ360/280mm、右側面360/280mm、ボトム360mm。ドライブベイは2.5/3.5インチケージベイx2、2.5インチシャドウベイx2を備える。また、本格水冷の組み込みを想定した「Dismantlable Modular Design」が採用されている。
近頃人気のホワイトモデル。内部もホワイトに塗装されている | 右側はケージタイプのシャドウベイと、電源ユニットの搭載スペースに割り当てられる |
フロントI/OはUSB Type-Cx1、USB2.0x2、USB3.0x2、HDオーディオ端子。拡張スロットは8段で、有効スペースはCPUクーラーが全高175mm、グラフィックスカードが長さ440mm、電源ユニットが奥行き200mmまで。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Thermaltake Technology: http://www.thermaltake.com/
株式会社アスク: https://www.ask-corp.jp/