2020.06.15 12:00 更新
2020.06.15 取材
【第51回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、絶品なスープをはじめスペック高めなラーメンが食べられる「田中そば店 秋葉原店」に行ってきます。
見渡せばそこら中にラーメン屋がひしめく激戦区なアキバですが、名店と呼ばれるお店は、結構な郊外にあったりしますよね。その点でジャンク通りにある「田中そば店 秋葉原店」は、アクセスもグッド。取材の流れで自然に立ち寄れるので、ほぼ毎週通っています。もうアキバ進出から8年くらい、周辺ショップにもリピーターがたくさん生息している人気店ですね。
さて早速店頭で食券を購入、門扉全開放で風通し抜群な店内にお邪魔します。毎度「肉そば」か「ねぎそば」で迷うのですが、今回は後者で。+100円で大盛りを追加して、お値段は税込1,020円です。ちなみにこのお店は、喜多方ラーメンをベースとした「気軽に食べる田舎のラーメン」がテーマ。透き通って上品なスープが絶品で、毎度決まってスープまで食べ切ってしまうんですよね。
何やら早くもラーメンの味を想像しながら、待つこと10分ほど。山盛りにネギを盛り付けた「ねぎそば」がやってきました。まずはやっぱりスープから。豚骨を濁らせないように炊き、独特の塩ダレで味を整えるというスープがとにかく美味で、何度も繰り返し口に運んでしまう魔力があります。
麺は平打のちぢれ麺で、スープとの絡みもグッド。つるりとした食感、柔らかさは個人的な好みにピッタリです。そして最初は肉の風味、スープに馴染ませるとトロリほどけるチャーシューがまた、美味しいんですよ。「肉そば」にはコレがたくさん入っているので、毎度注文を迷ってしまうワケなのです。
そして麺やスープ、チャーシューに加えて、しっかり味が入った濃いめなメンマも美味しい。それぞれのスペックが非常に高い印象で、最後まで大満足で完食できます。ごま油の香り漂うネギのシャキシャキ感も良好、終盤に卓上の「特製唐華」を投入して“味変”すると、これまた味がピリリと引き締まって美味です。また今週も食べてしまった・・・。
さて、そんな「田中そば店 秋葉原店」の営業時間は、11:00~21:00まで。ちなみに同じく行きつけのショップ店員には、背脂を追加する“こってり”が人気のようです。そろそろ夏限定の冷やし系メニューも気になる気候になってきましたね。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
田中そば店 秋葉原店: https://www.tanaka-shoten.net/tanakasobaten