感圧式ホットキーや物理L/Rボタンを備えた7.1インチの大型スマホ

Snapdragon 865を搭載した5G対応の最新ゲーミングスマホ「Black Shark 3 Pro」が店頭に入荷した

「Black Shark 3 Pro」は、Xiaomiが出資する中国Black Sharkブランドからリリースされた、最新ゲーミングスマートフォン「Black Shark 3」シリーズの上位モデル。同社初となる5G世代のスマートフォンで、90Hz駆動の高速描画とタッチサンプリングレート270Hzの高レスポンスを誇る、7.1インチサイズの大画面有機ELディスプレイを搭載している。

複数のゲーミング向け機能が詰め込まれており、ディスプレイにはゲームのアクションを割り当て可能な感圧式ホットキー「Master Touch 3.0」を搭載。側面には人差し指で操作できる物理L/Rボタンを備え、X軸リニアモーターによるゲーム連動のバイブレーション、感度が減衰しないWi-Fi 6対応のX字型アンテナなどを装備している。

また、メインボードの表裏を液冷システムで冷却する“サンドイッチ液冷”採用の冷却機構を内蔵。長時間パフォーマンスを落とさずにゲームをプレイできる。

上位版のProはタブレット級の7.1インチ有機ELを搭載。側面の物理L/Rボタンをはじめ、ゲーミング向けの機能を複数備えている

主な仕様は、ディスプレイ解像度が3,120×1,440ドット、プロセッサはSnapdragon 865を搭載。メモリとストレージは、12GB＋256GBのグローバル版と8GB＋256GBの中国版が入荷している。OSはAndroid 10ベースのJOYUI11。

そのほか、6,400万画素+1,300万画素+500万画素の3眼カメラと2,000万画素インカメラを装備。世界最速クラスの65W急速充電と、18Wマグネット式充電に対応した5,000mAhの大容量バッテリーも内蔵している。

イオシス各店における店頭価格は、グローバル版が税込119,800円、中国版は税込102,800円。なお中国版モデルは「Playストアおよび日本語に対応していない」（ショップ）とのこと。

シリーズのベースモデル「Black Shark 3」も販売中。一部機能が省略されているが、その分価格はフラッグシップ級端末としては控えめになっている

また、ベースモデルの「Black Shark 3」も同時に入荷した。基本デザインはそのままに、ディスプレイが6.67インチにサイズダウン。さらに側面の物理L/Rボタンが省略されているなど、搭載機能を抑えた廉価版になっている。

ディスプレイ解像度は2,400×1,080ドットで、Snapdragon 865を搭載。メモリとストレージは、8GB＋128GBのグローバル版と12GB＋128GBの中国版が入荷している。

店頭価格は、グローバル版が税込72,800円で中国版は税込79,800円だ。

Proに比べて一回り小さな6.67インチサイズ。サンドイッチ式の液冷機構や感圧タッチ機能など、基本性能はそのままだ

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店： https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/