2020.07.16 11:09 更新
2020.07.16 取材
Commodore BASICなどのレトロOSが動作する、LILYGO製のマイコンボード「TTGO VGA32」がShigezoneに入荷している。販売価格は税込1,500円。
ESP32マイコンを搭載、必要なインターフェイスも実装済みのマイコンボード |
米コモドール社のホームコンピュータ「VIC-20(VIC-1001)」で採用されていた、レトロOSのCommodore BASIC(CBM-BASIC)やそのサンプルアプリ(およびその他各種レトロOS)が動作するというマイコンボード。税込1,500円と安価なほか、必要なインターフェイスが揃っており、追加の工作不要で使用できる。
インターフェイスは、キーボード・マウス用のPS/2、画面出力用のD-Sub×1、音声出力用の3.5mmミニジャック、microUSBを搭載している。
入力デバイスと液晶ディスプレイ用には、いずれもレガシーインターフェイスを使用する |
音声端子と通信・給電用のmicroUSBも実装。店頭ではレトロゲームを動作させるデモ環境が用意されていた |
ArduinoIDEより、ESP32のグラフィックライブラリ「FabGL」を書き込むことで動作。出荷時にソフトウェアは書き込まれていないため、ユーザー側でライブラリを用意してArduino IDEで書き込む必要がある。
なおショップによれば「技適を取得していないボードのため、電波を出すように改造することはできない」とのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Shigezone: https://www.gdm.or.jp/shop/2020/0712/355326