2020.08.01 08:00 更新
2020.08.01 取材
ハードルが高いCPUの殻割りに手軽にチャレンジできてしまう、格安のCPU殻割り器が秋葉原最終処分場。にて販売中。価格は税込1,000円だ。
六角レンチが付属した、簡易のCPU殻割り器。なんと1,000円で買える |
本来は一部のハードコアユーザーにしか縁がないと思われるCPUの殻割り。CPUが破損してしまうリスクがあるのはもちろん、本気でチャレンジするなら専用のツールであるCPU殻割り器(CPUオープナー)が必要になる。
今回入荷したのは、そんなハードルの高い殻割りにフィジェットトイのような感覚で挑める格安品。価格は1,000円ポッキリ、さらに“練習用CPU”がオマケで付いてくるため、誰でも手軽に殻割りを体験できてしまう。
CPUをスライドしてセット、あとは六角レンチで締め上げるだけ |
うまくいったかどうかはさて置き、「これが殻割りかぁ」と楽しく試せるのがポイント。まずはオマケの“練習用CPU”でチャレンジだ |
販売されているのは、CPUを装着して付属の六角レンチで締め上げるシンプルなもの。ヒートスプレッダ固定機能などもなく、殻割り器として最低限の機能を備えたノーブランド扱いのモデルだ。LGA115xまたはLGA775のCPUを殻割りできる。
ショップによれば「在庫はかなりの数がある」とのこと。“練習用CPU”は先着でのオマケだが、こちらもそれなりにまとまった数の用意があるようだ。ただし「非常に簡素な殻割り器なので、過信は禁物。基本的に高価なCPUの殻割りには使わない方がいい」とは店員談。
同店では、殻割りにピッタリ(?)なジャンクCPUも販売中。「楽しくなって、どんどん割ってしまった」(店員)とのことで、不思議な中毒性があるようだ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
秋葉原最終処分場。: https://www.gdm.or.jp/shop/2020/0220/342877