2020.08.10 12:00 更新
2020.08.10 取材
【第59回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、オフィスビルの地下に店を構える人気のラーメン屋さん「らーめん紬麦」に行ってきます。
関東も遅まきながら梅雨明けで、いよいよ夏本番。毎年この季節になると、食事も食べやすい麺系統に偏ってきます。すでにこのコーナーもしばらく麺類が続いていたりするのですが・・・さて今日もラーメンにするか、などとつぶやきながら足を向けたのは「らーめん紬麦」です。
秋葉原駅の昭和通り口を出て通りを渡ってすぐ、オフィスビル(第三東ビル)の地下に隠れたエリアにお店があります。予備知識がなければまず訪れないであろう場所ですが、ピークタイムには行列ができてしまうこともしばしば。ちなみにこのビルには、以前に潜入レポートでお邪魔したBTOメーカーの「パソコンショップSEVEN」が入っていたりします。
地下フロアの廊下を一番奥に進み、店頭の券売機で食券を購入。今回はスタンダードな「ラーメン」(820円)を注文します。150円の大盛をプラスして、お会計は税込970円でした。
チャーシュー増しにすればよかったかな、などと考えながら待つこと10分ちょっと。湯気を立てながら「ラーメン」がやってきました。なんともオーソドックスなビジュアル、シンプルなラーメンに向き合いたい時はコレですね。
まずはスープをひとすすり。「丸鶏とゲンコツ、和風だしをバランスよく合わせた醤油スープ」とはお店側の紹介ですが、いわゆる節系なダシの酸味が醤油の風味より強く出ていて、キレのある味わい。くどさがなくスッキリ飲めるので、食べ飽きることがありません。
そしてうどん用小麦の「さぬきの夢」を使っているという、自家製の中太麺がグッド。塩気強めなスープとの相性もよく、どこかホッとする味わいです。「細いうどんのよう」という人もいる独特な食感ながら、不思議な一体感のある美味な一杯でした。
さて、そんな「らーめん紬麦」の営業時間は11:30~16:30(L.O 16:15)まで。日曜・祝日は定休日です。7月から通しの時短営業に変わっているので、来店の際はご注意を。ちなみに店名を冠した「つむぎラーメン」は、和風だしにラー油と炒めネギを加えたピリ辛系。ちょっと尖ったラーメンな気分の日は、こちらもオススメです。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
らーめん紬麦: https://www.facebook.com/RamenTsumugiAkihabara/