2020.08.17 12:00 更新
2020.08.17 取材
【第60回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、禁断のスタミナメニューを食べるべく「すき家 アキバ田代通り店」に行ってきます。
体力の限界、気力もなくなり・・・という状態がほぼ毎日。これはいかんということで、スタミナ系のメニューで元気を出そうと思い立ちました。そんな決意で向かった先は「すき家 アキバ田代通り店」。すき家と言えば“チー牛”で一躍時代の寵児に躍り出た感がありますが、それ以外にも昔からバリエーションの豊富さとユニークなメニューには定評がありました。
そんなすき家が、8月に入って「スタミナ祭り」を開催。文字通りスタミナ系の新メニューを柱としたフェスなワケですが、今年はいわく“史上最強”を謳う一品が登場したとか。元気をもらうならこれ以上ない好機、早速その「牛丼トリプルニンニクMIX」を食べることにしたという次第です。
ちょうどその日は取材も終わっていたので、ちょっとくらいニンニクを食べてもよかろうという判断。特盛と(これは後から注文したのですが)たまご(60円)をプラスして、お会計は税込920円でした。
さすがはファストフード、まったくもってお待たせしません。あっという間に「牛丼トリプルニンニクMIX」がやってきました。期間限定商品で一番人気という「ニンニクの芽牛丼」をベースとして、素揚げニンニクと特製ニンニクスパイスを掛け合わせてしまった禁断のメニュー。「ニンニクをたっぷり味わえる商品」とはすき家の紹介ですが、目の前でこの強烈なニオイに触れた後では、そう穏やかな気分ではいられません。
多少怯んだのは最初だけ、覚悟を決めて口の中に放り込んでいきます。特製旨辛だれで和えたニンニクの芽、さらに素揚げニンニクのホクホク感、これぞまさにニンニクの味!・・・しかし特製ニンニクスパイスがなかなかの難敵で、唐辛子やフライドガーリックが入っているというそれが、かなり辛いんですよ。ここで先ほどのたまごを追加で投入することになります。温玉じゃありませんよ。
生卵が援軍に加わり、攻撃的だったニンニク軍団が劇的にマイルドに。ともすれば脇役になりかねなかった牛肉ともいい具合に絡み、なんとも素敵なハーモニーを奏でてくれることに。これは美味しいぞ、とニンニクの旨さを再確認しつつ、大満足で完食です。
そして最後は、メニューに標準で付属する“お腹の中から息リフレッシュ!”でおなじみ、小林製薬株式会社のブレスケア(3粒入り)を体内に投入します。しばらくすると奥底のわだかまりのような感覚も薄れ、落ち着いてきたような・・・?でも自分では気が付いていないだけかもしれないので、食べたらその日は自主隔離しかなさそうです。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
すき家: https://www.sukiya.jp/