2020.08.24 08:53 更新
2020.08.24 取材
Thermaltakeから、高密度ダブルマイクロフィン構造を採用するDIY水冷向け高冷却ラジエター「Pacific CLD」シリーズが登場。「Pacific CLD 360」および「Pacific CLD 240」がツクモパソコン本店で販売中だ。
冷却効率を高める高密度ダブルフィンとデュアルフラットチューブを採用した銅製ラジエターの新製品。40mm厚タイプで、同じく40mm厚で2019年5月より国内販売が開始された「Pacific CLM」シリーズの上位モデルに当たる。
最近では長い時間、自宅にいる人が多いため、「DIY水冷にチャレンジする人が増えている」(ショップ店員)という。関連パーツの売れ行きは好調のようだ |
内部接点からの不純物の侵入を防ぐ高温はんだ付け技術により製造。冷却フィンとハウジングの主要パーツは銅製で、通常の約2倍にあたるFPI:25の「高密度ダブルマイクロフィン」が採用されている。さらに表面積を増やす高密度のダブルフィン構造は、「回転数が高い冷却ファンほど、高い冷却パフォーマンスを発揮する」(ショップ店員)という。
対応フィッティングはG1/4で、真鍮製タンクと、カバー素材にステンレスを採用することで、耐久性と強度が強化されている。本体サイズは「Pacific CLD 360」が、幅119mm、長さ406mm、重量1,000g、「Pacific CLD 240」が、幅119mm、長さ285.41mm、重量800g。取り寄せとなる「Pacific CLD 480」は、幅119mm、長さ526.6mm、重量1,300g。
発売を確認したツクモパソコン本店では、売れ筋の240mmと360mmモデルを在庫販売。480mmモデルは取り寄せとなっている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Thermaltake Technology: https://www.thermaltake.com/
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/