2020.09.01 19:00 更新
2020.09.01 取材
CFD販売株式会社(本社:愛知県名古屋市)の人気PCI-Express4.0(x4)SSD、「PG3VNF」シリーズのマイナーチェンジモデル「PG3VND」シリーズの発売が開始されている。
CFDから、PCI-Express4.0(x4)接続に対応する新型NVMe M.2 SSD「PG3VND」シリーズが登場。なお今回発売が開始されたのは500GBと1TBの2モデルで、2TBモデルについては10月になる予定だ。
PCI-Express4.0(x4)SSDとしては安価な価格設定と、ヒートシンクがないことから人気を博した「PG3VNF」シリーズのマイナーチェンジモデルで、NANDフラッシュが東芝製「BiCS4」から、Western Digital製「BiCS4」へと変更。これに伴いシーケンシャルアクセスはわずかに低下している一方、ランダムアクセスは高速化されている。
コントローラはこれまでと同じPhison「PS5016-E16」で、キャッシュにはDDR4メモリ(1TBは1GB、500GBは512MB)を実装。1TBモデルのスペックはシーケンシャル読込4,950MB/sec、書込4,400MB/sec、ランダム読込600,000 IOPS、書込600,000 IOPS、書込耐性1,800TBW。500GBモデルはそれぞれ、4,950MB/sec、書込2,500MB/sec、450,000 IOPS、550,000 IOPS、850TBW。
取材時点で入荷を確認したのはパソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で、価格は1TBが税抜21,000円前後、500GBが税抜12,500円前後。
なおいずれのショップでも従来の「PG3VNF」シリーズはほぼ完売。再入荷の目処もいまのところないことから、店員からは価格、性能ともほぼ同じ代替モデルの登場を歓迎する声が多く聞かれた。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/取材:Tawashi
CFD販売株式会社: http://www.cfd.co.jp/