2020.09.22 14:27 更新
2020.09.22 取材
ついに販売が開始されたNVIDIA期待のグラフィックスカード「GeForce RTX 3080」。久々に“やや深夜販売”が行われた秋葉原の様子は既にお届けした通りだが、今回は発売直後の各ショップ店員に感想を聞いてみた。
「さすがにGeForceの初物は安定しています。初回の入荷数は約30個でしたがすべて完売。秋葉原全体でも100個といったところですが、どのショップもよく売れていました。気になるのは次回入荷予定ですが、連休明けに代理店が動くので早くても週末に少量再入荷かあるかどうかだと思います」(大手ショップ店員)
「買うつもりはなかったのですが、ベンチマーク結果を見てからは欲しくてたまらない。密かにGeForce RTX 3080を狙っていたのですが、上司に『他店さんに並んで買え』と言われてしまいました」(ショップ店員)
「今回はASUS『TUF-RTX3080-10G-GAMING』が安かったこともあり一番人気でした。MSI『GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10G』も早めに完売していましたね。今後はASUSのSTRIXシリーズ待ちという人が多そうです」(大手ショップ店員)
「GeForce RTX 3080に対応するウォーターブロックも各社から発表され、早速問い合わせが数件きています。早ければ今月中にも最初の対応製品が入荷してくるかもしれません。リファレンス基板採用のメーカーもいくつかあるようですので、ウォーターブロックがそのまま使えそうです」(ショップ店員)
ASUS「ROG-STRIX-RTX3080-10G-GAMING」 | EK Water BlocksのGeForce RTX 3080/3090に対応するウォーターブロック「EK-Quantum Vector RTX 3080/3090」 |
「“やや深夜販売”はせずに18日の開店時から抽選販売しました。会社を休んで並んだというお客さんもいたようで、期待の高さがを感じます。今後しばらくは品薄が続きそうですから、毎週末に少量を販売していくことになりそうですね」(ショップ店員)
「GeForce RTX 3080も売れましたが、本命は10月に出てくるGeForce RTX 3070です。さらにGeForce RTX 3060(未発表)が年内に出れば、盤石のラインナップとなりますね」(グラフィックスカード担当店員)
「GeForce RTX 3080はまずは乗り切ったというところですが、問題は今週発売のGeForce RTX 3090。とにかく入荷数が少ない。価格は高いですが初回は確実に売れますからね。連休明けに代理店担当者と話すのが今から怖いですよ」(某ショップバイヤー)
「お客さんから注文も来ているんですが、GeForce RTX 3090の入荷はないとすでに言われています。Founders Editionも国内で扱ってくれないかな」(ショップ店長)
今週24日22時に販売解禁を迎えるGeForce RTX 3090搭載グラフィックスカード。入荷予定数は非常に少ないようだ |
「Radeon派の私でもヤキモキするパフォーマンスを叩き出しているGeForceですが、こうなると『Radeon RX 6000』シリーズはどうなるか。どちらにせよ買うのですが、今回も厳しい戦いが待っていそうです」(ショップ店員)
「年内にGeForce RTX 3070と次世代Ryzenは買いたい。さらに新型iPhoneやPS5、Xboxも欲しい!お財布は心配ですが、期待の新製品ばかりでワクワクしています」(ショップ店員)
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
NVIDIA Corporation: https://www.nvidia.com/ja-jp/